水原九郎

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<プロフィール・公開情報>

名前:水原九郎
性 別:男
年 齢:20歳
誕生日:3月12日
身 長:174cm
体 重:75kg

宗教法人『星の十字教団』の神父。
と言ってもそれは形式上の呼び名で実質的には見習いであり,教団の中で明確な階級は与えられていない。

やや癖のある黒髪。常に眉間に刻まれた皺が人相を悪く見せる。
見た目通りに,お世辞にも神父らしいとは言えない荒い口調。お世辞にも礼儀正しいとは言えない所作。
聖書の内容すらまだ覚えきれていないという,必要最低限以下の教養しか持ち合わせていない男。
短絡的で乱暴な部分が目立つが,信者から相談を持ち掛けられれば親身になって聞き,決して見捨てることなく手を貸す一面もある。

なお,普段は落ち葉掃きからコンクリート施工まで,幅広く教団施設の管理を行っているとのこと。

「もうやるだけやったんだろ?
 少しくれぇ祈ったり頼ったり縋ったりしても怒られやしねぇって。」
「……じゃねぇ,…ぁー…,ご安心下さい,天使様は心の広い方です。」

なお,水原姓であることからも分かるように,教祖である水原ティーナの遠い親戚である。
この男が教団に能力以上の待遇で迎えられ,不相応な役職を与えられたのも,その縁故によるものが大きいのだろう。



<プロフィール・秘匿情報>

名前:植井登志郎
性別:男
年齢:20歳
誕生日:12月8日


水原九郎という人物は,教団によってつくられた全くの架空の人物である。
だが,彼には戸籍や二輪の運転免許証さえあり,ツクナミ区の住民として確かに存在している。

その正体は過去に男女4人を殺害し指名手配中の植井登志郎。
自らも把握していなかった異能によってアンジニティからの侵略者を見抜いてしまった登志郎は,恐怖に駆られて4人を殺し,殺人犯となった。
その行動そのものを後悔してはいないが,突き立てたナイフの生々しい感触や,友人知人だった4人が最後に見せた表情を,今でも忘れることができずにいる。



<異能>

【Red**ll Gives You Wings.】レッド〇ル翼を授ける
まさかの伏字異能である。
一定量のアルコールとカフェインを摂取することで発動する異能。
五感だけでなく第六感さえも極度に鋭敏化し,未来予知に近い勘の良さを発揮することができる。
過去に飲み会の場でこの異能を発動させたことにより,彼はアンジニティからの侵略者を見抜いた。
また,明確にではないが,この異能の存在に勘付き始めている。

【Red**ll Gives You Win*s.】レッド〇ル勝利を授ける
登志郎のもつ異能の別側面。
異能を発動した彼は鋭敏化された感覚によってもたらされる勘の良さから,最適解を強制的に選択し行動する。
そもそもがほぼ泥酔に近い状態でなければ発動できない異能であり,多くの場合は酔った勢いとして行動が発現するため,彼はこの別側面の存在を知覚できない。
なお,4人を殺害した事件でもこの別側面は発動している。
彼ら放置していればハザマにて襲われて殺される運命にあったため,それを未然に防ぐ方法として“団体戦が始まる前に殺害する”という行動が最適解として選択された。
このように,選択される行動は俯瞰的に見れば最適解であるが,必ずしも本人が望むものあるとは限らない。

【Re***** **ve* *** **n*s.】
彼はカフェインやアルコールを摂取せずとも,極度の興奮状態を再現することができれば,異能を部分的に発動させることができる。
具体的には相手の動きを読む,危険を察知する,正しい道を予測するなど,使いこなせれば便利な異能である。
ただし,興奮を抑えた状態では発動しないため,この異能が発動するのは半狂乱時であり,狙って使いこなすのは難しい。
また,彼はこの異能の存在を自覚していない上,「なぜか勘が当たった」という以上の自覚は生まれないため,今後とも自覚するのは難しいだろう。



<イラストレーター>
湊みなと さん
https://minatominato645.tumblr.com/
素敵なイラストをありがとうございます!!あいしてる!!