青色の部屋

青色のペンキでべったりと塗られたような、青基調のみの広すぎる部屋。
部屋そのものが魔力で構成されており、傷付けて壊しても再生する。
がらんどうでなにもない。家具類は設置されていないように見える。

20m×20m×10mとかなり広い、多目的に使える部屋のようだ。

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伽藍堂(ENo.990)
「……あー、吟醸酒ってやっぱりいいな。」
 これはただの酒飲みである。
8/21 23:49:34
> 伽藍堂(990)
(ENo.990)
ぴちょん。

青が一滴垂れ落ちたきり、部屋は静寂に包まれた。
10/18 11:22:31
> 伽藍堂(990)
伽藍堂(ENo.990)
「──拠点はこれでいいかな。」

この長身の男だ。
ラズライトのように透き通り、深い青の頭髪。
そして、青に映えるルビーのように真っ赤な瞳。

魔術回路に染められたマフラーを靡かせて、男は部屋の中心に佇む。
できたての青は、少しだけざわめいているように感じた。

「やれ、暫くはそっとしてあげようか。
 落ち着くまで暇潰しでもしてこよう。」

次元がツギハギな扉を開けて、男は外へと姿を消した。
10/18 11:05:47
> 伽藍堂(990)
(ENo.990)
──反響する、水音。

最後の雫が滴ったとき、部屋は完成された。

その雫を落としたのは。
10/18 10:58:56
(ENo.990)
青。ただ、青。

無の空間に作り出される、次元の部屋。

青色と少しの赤色が混ざる魔力によって、織り上げられていく空間。
水飛沫のように舞い散り、部屋を塗りあげ、床を確かなものにしていく。
 
10/18 10:56:55
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