彼岸僅かに近しい場所

更地に古く崩れた教会がひとつ。
それは誰のものでも無く、ただ朽ちる時を待つばかりだ。
それだけの場所ではあるが
強いて特筆する点を示すならば……

ひとつ、この場所は”対岸”に近しい事
ふたつ、教会には亡霊が居着いている事
みっつ、更地では白い茨が散見される事

これだけだ。
information!
ここはEno.1130(亡霊)の住処です。来訪者に制限はありません。
『彼岸に近しい場所』とありますが、特別な事はありません。幽霊スポットみたいなものです。
教会付きKBFとでも思ってもらえれば大丈夫です。

また、この場所では不穏な展開になる事が多く予想されます。ご了承ください。

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(ENo.1130)
嘗てあった、喧騒は程遠い。
10/1 12:58:19
(ENo.1130)
『………。』
 
それは”対岸”を眺めていた。
自らが決して赴くことの無いその場所を。
10/1 12:57:46
(ENo.1130)
────秋の夜長。
秋の彼岸も過ぎ、月が丸くなる頃。
10/1 12:50:04
(ENo.1130)

10/1 12:17:04
(ENo.1130)
──────祈りを捧げた。
9/10 00:00:04
(ENo.1130)
『……』

最早。
それが必要無いことは知っている。
それに価値が無いことも、行った所で何が変わる訳でもない。
しかしこびり付いた習慣というものは中々離れない。
死して先のないものであれば、余計。

だからという訳では無い。
ただ、ただ、それは。

何か確かめるように。
或いはそれが当然かのように。
9/9 23:59:43
(ENo.1130)
……事実、それが手入れされているかなどと知る者はいない。
知ったところでそれに意味は無い。
しかし、それは結果として祈る為のお膳立てとしては十分だ。
9/9 23:54:20
(ENo.1130)
────白い荊棘の蔓延る教会。

廃墟同然であるこの場所には、1つの巨大な十字架がある。
それは、軋む床やヒビの入る壁、隅に積もる埃の中に晒されながら、今も尚手入れがされ続けているかの様にその純粋さを保っていた。
9/9 23:50:58
(ENo.1130)

9/9 23:32:01
亡霊(ENo.1130)
死者は前には進めない。
死した者に先はない。

この教会と同じように、死んだ時に閉じ込められるだけだ。

『……しかし、これでいい。』
9/2 13:14:52
亡霊(ENo.1130)
『……』

最早、救いも手向けも求めてはいない。
そして巡礼をする訳でもない。
9/2 11:59:29
亡霊(ENo.1130)
『……』

誰もいない。
9/2 11:54:32
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