寄せ集めの廃墟


ライムが様々な場所の廃墟や廃城・廃村から集めてきた瓦礫で作られた巣。ところどころが桃紫色の粘液で繋ぎ止めてあり、床・壁・天井やお風呂はしっかり綺麗に掃除されている。
読み書きがあまりできないのに書庫があったり大砲があったりと、機能性のわりに持て余している部屋や物が多い。

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> ライム(329)
ディニー(ENo.888)

「ん、あたしのお手本ですか。
じゃあ水をちょっと使いますね……。」

取り出したのは、先程修理した魔法具と同じ物。
開発関係者の水棲魔族というだけあって自分用も持ってるらしい。

「お嬢がよく使ってるものに近い術のが読み取りやすいですかね。

―――Pnevma nerou,Peristrofí(水霊よ、回れ)

如何にも呪文っぽい言葉を発すると、魔法具から術に呼応した水がひとりでに飛び出し、宙でクラゲのオバケの様な形をとる。あの水竜が得意とする術の一つ、〝アクアスネイク〟に似た術だ。
クラゲのオバケはそのまま、触手をプロペラの羽みたいして高速回転し、あなたの周りをクルクルと飛び回る。
7/14 22:21:36
> ライム(329)
ディニー(ENo.888)
「あ、あー……まぁその。
ちょいとばかり術に不備が後で見つかったような。」

『やっちまった』な顔。

「大抵お偉いさんって自分の立場を鑑みるあまり、身の回りの物の値打ちとか気にするやつでしょ?
あいつの場合その辺の事はそこまで言わないんですよね、仮にも姫なんだし、ちょっとくらいは気にした方がいいとは思いますが…。
あいつが友達だって言うなら尚更でしょうし、そういう訳なんで気持ちが籠ってれば大丈夫だとは思います。
それこそ、ライムさんが好きなもの、とか」

良く言えばあまり着飾る事をしない、悪く言えばずぼら、といった所だろうか。

7/14 22:06:36
> ディニー(888)
ライム(ENo.329)
「事故で飛んできたみたいな事を言ってたケド・・・
ん、でも物の価値には拘らないかー。美味しい料理とか、綺麗ナ物とか・・・むむむ。」

(盛大に悩んでいる。しかしきっと何かしら見つけてくるのだろう​​​)

「自然に語りかける、ふむむ・・・ディニーさんのお手本を見せて欲しいノよー。​​​​​​せっかく本職さんだし!」

(向こうの文字の読み方を知るにもちょうど良いのかもしれない、無茶ぶりだ)
7/11 21:54:23
> ライム(329)
ディニー(ENo.888)
「基本贈られた事しかないですからね。『自分以外の誰かの為に個人的に何かしよう』とか考えるなんて滅多になかったですから。これもあたしが開拓の地に送ったおかげですかねぇ?」

※半分以上、魔法事故が原因です

「あんな性格してますが、自分の持つものに関してはものの価値そのものに拘りは無い方なんですよ。
なのでライムさんが良いなと思ったを贈ってあげて良いと思いますよ?」

女王候補だから高価な装飾、とかは考えなくていいらしい

「まー多少難しくはありますが、しっかりレクチャーしますので。

えっと最初の文はですね、これは『自然に語り掛ける』ものです。
この術の場合、語り掛ける自然は水ですね、イメージとしては水に自分の言う事を聞くように語り掛ける感じで――」

スクロールに書かれた文章の意味を解説しながら魔法の文字を教える。
大事なのはイメージしながら扱う事、らしい。
7/11 03:03:27
> ディニー(888)
ライム(ENo.329)
「初めテ・・・そんな珍しい事なノね、私からもミィリスさんに何か贈ろうかナ? 何を贈ったら喜ばれるかナー・・・
それにしても物を贈るだけで天変地異扱いっテ・・・」

(中々に酷い。しかしそこまで珍しい事だと特別な感じがしてちょっぴり嬉しそうである)

「読み方、読み方・・・お勉強は嫌いなノよー・・・
でも水ノ魔法は使えるようになりたいし、頑張らないとね」

(全てはお揃い水魔法の為、大切な物の維持補修の為。わりと真面目に文字を習い始めるようだ。​​​​​)
7/10 21:38:00
> ライム(329)
ディニー(ENo.888)
「珍しいどころか…アレが誰かの為に物をあげるなんて多分初めてですよ?
あたしもお嬢から聞いたときは海が干上がるんじゃないかと思いましたね」

海洋ジョーク(?)

「発動には読み上げる必要がありますね。開いてもどばぁーんって事は無いんでご安心を。

使い捨てなら最後の部分だけ読み上げれば、スクロールに宿る魔力が反応して術が出るんですが…
身につけたいなら全体を把握する必要がありますし一通り読み方も教えましょう。」

習得のためには少しお勉強が必要かもしれない
7/10 03:03:14
> ディニー(888)
ライム(ENo.329)
「便利だシ、綺麗だシ、とっても素敵な道具なノよ!
・・・ん、ミィリスさんノ贈り物っテそんなに珍しいノ? それはそれで照れちゃうナー」

(照れ照れしている自惚れスライム、仕えているなら何かしら知らない一面も知ってるのでは?と興味津々だ。そして返されたオーブを大切に仕舞い込んだ。)

「知らない呪文が沢山沢山・・・開くだけで良いノ?」

(ちらりと発動させないよう気にしつつスクロールの中身を見る。・・・室内で発動したら大惨事である。)
7/9 21:38:53
> ライム(329)
ディニー(ENo.888)
「作った者としては大事に使い込んでくれる分には有難いものですよー。
……にしても、あいつが誰かにプレゼントするなんてねぇ…正直驚きです。」

あの水竜の事を呟きながら修繕を続ける。
密かに身内の変化を喜んでいるらしい。

「ええ、その基礎が見に付けばあとは応用の仕方次第でどうとでもなります。

……よし、点検はこれで問題ないでしょう。お返ししますね。
それじゃあ早速、やりましょうかねー。」

魔法具を返すと共に、重ねていたスクロールの一枚を取り出す。
中には呪文のようなものが羅列されており、スクロールそのもの、そして文字から微かに魔力が流れている。
7/9 02:11:12
> ディニー(888)
ライム(ENo.329)
「壊れたラ大変・・・細かい所までありがとうなノー・・・私ノ一番ノ宝物だかラ、これからは使い込むのモ大切だケド傷には気を付けて使うノよ」

(向こうでは量産品なのだろうが、やはりこのスライムにとっては余程大切な物の様に見える。プレゼントだからだろうか)

「液体を操る・・・水ノ魔法でノ基礎みたいだし、それから練習しようかナ。
点検終わったラさっそく練習したいし、スクロールお願い!」

(スクロールの代償が何かはともかく、練習する気は満々だ!)
7/7 12:48:53
> ライム(329)
ディニー(ENo.888)
「なるほどですねー…
あんまり大きな傷は、すぐにとはなりませんが水の保管状況に影響がでる事もありますからね、急に壊れて大量の水がバァン!!なんてことも無くはないのでご理解頂きたいですが…
ぱっと見ピカピカ、少しは使い込んだ跡が残る程度にしておきますか。」

必要な修復も行いながらも、使用者の要望には出来るだけ応えようとする。
職人気質な魔術師だ!

「そういうことであれば尚更ライムさんには頑張って頂かないとですね。

コツですか。
ざっくり言うと〝水を操り、一か所に留められるか〟ですね。
この魔法具はその一か所に留める効果を内部に込めて、半永久的に持続させる様なものなので…
ライムさん自身が点検するのであれば、水などの液体を自在に操る力を身につけられれば、って所ですね。」
7/7 02:44:34
> ディニー(888)
ライム(ENo.329)
「ワケアリ・・・というよりは使い込んだ証みたいナ物だかラ、綺麗になるのは嬉しいケド複雑ナ感じー。でも嬉しいのは本当なノよ?」

(ワガママだ!)

「魔法が得意ナ人はいそうだけど、大切ナ物だからあまり他ノ人には渡したくないシ・・・自分でも点検出来るようにしないとね。
コツってどんな感じ?」
7/4 07:24:21
> ライム(329)
ディニー(ENo.888)
「ええいいですよ、術の手ほどきも多少はやれるんで。
点検後に一緒にやりましょうかね。

……ん、もしかして結構ワケアリな傷だったり?」

大きめな傷は大分直してしまったが、複雑そうな表情が気になって手を止める。

「そうですねぇ、ずっとあたしが点検するわけにもいかないですが…点検自体は水魔法としてはそこまで高度ではないのでコツを掴めばできるかと。上手くいかなくても魔法が得意な方がいれば、その人にこの取説を解読してもらってでも修復は可能でしょうね」

定期的な点検は必要だが、ずっと見ていてくれるわけではないようだ。
この魔術師も一連の開拓が終われば帰ってしまうのだろう…
7/4 01:26:35
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