バー『異世界交差点』

◆様々な世界につながっている不思議なバー。色々な世界からのご来店をお待ちしています。

 『バーテンダーがグラスを磨いている。静かな店内は落ち着いた雰囲気だ。オーナーはあまり現れないらしい』


 ※1BP=300円。各世界の通貨に換算してお支払いを。
 ※メニューにないものも作れます。お気軽にお声かけください。
 ※ノンアルコールカクテルもお作りします。

オーナーはたまに顔を出すようだ。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、」
アイスケーキに視線を落としては、詰め込まれた色とりどりのきらきらを見つめている。
カッサータ、と小さく繰り返すように呟けばそのきらきらを映したような瞳で視線を動かし。
「…おいしそう、……」
いただきます、と呟いてから小さく切り分けて、一口頬張った。
もくもくと咀嚼して数秒、あからさまに表情が緩んでは頷く。顔においしいが出ている。
3/15 21:40:33
> アルド・スキアヴォーネ(71)
羽鳥 譲刃(ENo.627)
貴方も地球出身と聞いて、口元が綻ぶ。

「貴方もそうなんですね?
うちの”地球”はそちらと暦が一緒か分かりませんけれども、西暦2019年。
神様や魔法といった、神秘の存在が実在していたことを誰も万人に証明することのできない、“科学と凡人に溢れた世界”といった感じでしょうか?
ボクはそんな地球から別の世界に何度も呼ばれて、“そういう力”を身に着けてしまった”はみ出し者(イレギュラー)”なんです」

そんな風に、自分のいた世界や身の上について、軽く語ってみたりするでしょう。
3/14 21:57:24
> アルド・スキアヴォーネ(71)
「ああ、でも俺は水の様に酒が飲めるような人じゃないから、軽いのは歓迎だよ。酔い過ぎるとうるさくなってしまうしな。ずっと笑ってるって言ってたから程々にしなきゃなぁ」

 笑い上戸らしい。アルコールの耐性は人それぞれだ。パナシェを飲みながら、燻製のおつまみを一つずつ味わっている。その中で燻製エダマメは特にお気に召したらしい。やっぱり、ビール系に合うからなのだろうか。

「この燻製のエダマメ、さくさく口に入れそうになるなぁ……」
3/14 21:20:45
> 羽鳥 譲刃(627)
アルド(ENo.71)
「そうですね、わたくしも地球の出身です」
冒険慣れしているらしい、とバーテンダーは理解した。それなら年頃に見えて落ち着いているのも納得できる。

「世界によって少し味覚がズレますからね。お口にあったようでよかった」
バーテンダーは目礼した。腕を評価されるのはいつでも喜ばしいことだ。
3/14 20:30:32
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
バーテンダーはちらりと少年のその様子を見ている。やはり微笑ましい。
「お待たせいたしました、こちら“カッサータ”です」
切り配されたアイスケーキが皿に載っている。その断面にはナッツ類や手元にあるものとは違うドライフルーツ。色とりどりのそれはきらきらしている。

「わたくしの地元のドルチェです。洋酒に漬けたドライフルーツが入っていますが、香りづけですので」
一口食べれば、冷たさの後にクリームチーズのまろやかさと、ドライフルーツの香り、直前にローストしたナッツの香りが鼻腔をくすぐるだろう。
3/14 20:22:18
> ジョン・ドゥ(389)
アルド(ENo.71)
「もしかすると、貴方の普段飲むアルコールより軽い――軽すぎるかもしれません」
バーテンダーはそんな風に気遣って言った。冒険者というと賑やかな酒場でエールのグラスをぶつけているイメージがある。
だがこの冒険者の様子を見ていれば喜んでいることがわかる。

「お気に召したのなら幸いです」
静かなブルーノートが店内に響く。エダマメの燻製はバーテンダーも好んでいるものだ。賄いにつまんでいる。
3/14 20:07:03
> アルド・スキアヴォーネ(71)
羽鳥 譲刃(ENo.627)
グラスの淵に付いた塩を軽く唇でなぞってから、グラスになみなみと注がれたソルティ・ドッグをゆっくりと味わいながら飲み始める。
見かけより度数のあるカクテルではあるが、少女の顔色は変わっていないようだ。

「……美味しい。”地球”とカクテルの名前やレシピは同じみたいで良かった。
“地球”って色んな世界の中でも、桁外れに平行世界が多いみたいだけれども、このお店があるのも、そういった”地球”の1つなのかしら?」

少女の語り口からすると、どうやら世界を渡る事に、慣れているように感じられるかもしれません。
3/14 01:08:48
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、うん…」
貴方の微笑みを少し首傾げて見つめて、戻っていき姿をぼんやりと見送る。
それから言われた通り席に戻れば座って、ドライフルーツを見つめながら少しの間ボケッとして、はっとしたようにまたつまんで食べ始めた。
3/13 19:39:07
> アルド・スキアヴォーネ(71)
「ありがとう」

 冒険の最中の保存食は基本的に長期携帯出来る様に加工されたものが多いので、普段と違うものが食べられるのは矢張り楽しみであるらしい。顔に出ている。

 暫し待ち、頼んだものが運ばれてくる。パナシェを見る。普段飲むエールやらビールは色が濃いものだ。それと違い薄く色づいた液体が目に入る。どんな味がするのだろうとカクテルを頼むときは何時も楽しみなものだ。丁寧に盛り付けられた燻製を見る。ふんふんと興味津々に説明を聞いている。スモークサーモンやスモークチーズは普段なかなか食べられないものだ。ナッツもものによっては中々食べられないものがあるかもしれない。エダマメはマメと言うくらいだからナッツ類の仲間なのだろうか。
 グラスと平皿に盛り付けられたおつまみ、そして周囲の環境と音楽、……これはいい。何度でも来たくなりそうだと思った。
3/13 11:52:01
> 羽鳥 譲刃(627)
アルド(ENo.71)
ソルティ・ドッグは、グラスの淵にレモンを撫でつけて塩をつけてスノースタイルになっている。筒のようなグラスには砕かれた氷。ステアされたウォッカとグレープフルーツジュース。見た目も美しく、カットしたグレープフルーツが添えられている。アルコール度数は10.9度。

「お気に召したようで幸いです。この店はマスターの趣味でして……伝えたら喜びます」

バーテンダーはバーテンダーで、見た目の年のころは十代半ばを少し回ったくらいだ。“女”らしく振る舞う彼女を見ても驚く様子はない。“成人”が早い土地で過ごしたのだろうか、とバーテンダーは考えていた。
3/13 03:50:52
> ジョン・ドゥ(389)
アルド(ENo.71)
「では燻製は各種少しずつお持ちしましょう。エダマメもお口に召しますと幸いです」

冒険の中では干し肉や燻製にして携行可能にした食品に頼ることも多い。だがここで供すものは繊細な仕事によるものであって、その違いを感じられるはずだ。

「――お待たせいたしました。こちらパナシェと燻製盛り合わせです」

脚のないシャンパングラスのような容器には薄黄色に色づいた液体。レモンがグラスに添えられている。ビールと地産のレモネードを同量混ぜ合わせたそれは、爽やかなのど越しと味わい。苦みと甘みも楽しめる。アルコール度数2.5度。
大きめの平皿には丁寧に盛り付けられた燻製。エダマメも乾燥させ、それぞれに合ったチップによって燻されている。スモークサーモン、ナッツ類、ピザにも使っているチーズが載っている。

バーテンダーはそれぞれの特徴を軽く説明した。雰囲気も含めて、味わっていただくのがここの流儀らしい。
3/13 03:41:46
> アルド・スキアヴォーネ(71)
羽鳥 譲刃(ENo.627)
バーテンダーがソルティ・ドッグを用意してくれているのを見守りながら、店内をなるべく視線だけを動かして見回す。
落ち着いた店内で、多種多様な他の客も、その空気を壊さないように思い思いの時を過ごしているように見える。

「初めて立ち寄らせていただいたけれども、いいお店ね」

そんな風に笑みを浮かべる彼女の面持ちからは、見た目不相応な”女”を感じたかも知れません。
 
3/12 22:51:26
> アルド・スキアヴォーネ(71)
 冒険的な事をしていた感じかな? と思った。

「燻製とエダマメ? ……その二つにしようかな。エダマメはあんまり聞かない食べ物だしさ」

 燻製と好奇心なのかエダマメを注文するだろう。名前は知っている事から、青年の世界には日本的な国があるのかもしれない。バーテンダーが考えている事は全く分っていないが。
3/12 22:32:48
> ジョン・ドゥ(389)
アルド(ENo.71)
「そうでしたか、私も少しそのようなことをしたことがあったので」
ここには色々なお客様がくるものだが、腕に自信のある者も少なくない。この人物もその類だろうか、等と考えながら「では、おくつろぎください」と添える。

「パナシェですね。かしこまりました。そうですね……ピッツァのご用意等があります。ナッツやチーズ、サーモンなどの燻製や先日仕入れたエダマメ等はおすすめですね」
ジャポネーゼ贔屓のマスターがどこからか仕入れて来る食品にはいつも扱いに困る。だが、このエダマメというものはビールによく合うのだ。不思議なことに。
3/12 22:20:27
> アルド・スキアヴォーネ(71)
「ああ、冒険者だ。武器は持っているがちゃんとしまっているから安心してくれ」

 何処を見てもあるように思えない気がするが嘘をついているようには見えないだろうか。
 この店では異世界の人が来ているのはなんとなくわかる。バーテンダーの様子は少し青年の興味を惹いたらしい。冒険者でなくとも旅をする人はいるのだ。商人だったり、何かしらの目的だったり。あとは冒険者の客は少ないのかなぁと思ったくらいか。

 暫くくしてから、飲み物はパナシェを頼むだろう。ついでにおつまみは何があるのかも聞く。
3/12 20:17:45
ヨルド(ENo.308)
「……ヒトの子、多い。よいこと」
いつの間にか人が増えていることに、先に入店していたこれは微笑した。これにとっては大変な笑顔だ。

「われ、よろこぶ、する」
手元の水に波紋が広がる。冷たいグラスはとても、とてもびっくりするものだ。この存在にとって。
3/12 20:14:21
> 羽鳥 譲刃(627)
アルド(ENo.71)
「いらっしゃいませ」
ドアの鈴が来客を告げる。バーテンダーはその姿を認めると軽く礼をし、淀みない足取りに対して案内をやめた。

「ソルティ・ドッグ、ですね。かしこまりました」
改めて見ると年のころは若く見える。自分より少し上くらいだろう。だが、当然のように慣れた所作に察するところがあったのか平然とそれを受け入れた。
3/12 20:02:43
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「アイスケーキ、ですね。かしこまりました」
バーテンダーはこの客が悩んでいる間も、何かあれば応えられるように待機していた。逡巡のうちに出された答えには微笑を添えて返す。

「ではお席でお待ちください。ありがとうございます」
カウンターまで来てオーダーをしたこの小さなお客様に、バーテンダーは礼を言う。そうすると身をひるがえして、何やら店の奥に去って行った。
3/12 19:57:39
> ジョン・ドゥ(389)
アルド(ENo.71)
「――冒険者の方で?」
バーテンダーは少し間を置いた後、そう聞いた。この人間にとっては当世になじみのない風体の客だが、何か思い当たる節があったらしい。

「失礼しました。こちら、メニューでございます。ごゆっくり」
言って、これは下がっていった。冒険をした経験があるのだろうか?それは少し不自然に映るだろう。
3/12 19:52:22
羽鳥 譲刃(ENo.627)
その日、バーの扉を押し開けて立ち入ってきたのは、小袖と緋袴……多くの世界で東方の島国において、聖職者が身に着けるという装束に身を包んだ少女だった。
年の頃は17~18ぐらいであろうか? だが、年不相応の自然体過ぎる空気は、この場にあってむしろ不自然なものかもしれない。

そんな彼女はカウンター席に腰を落ち着け、銀貨を1枚テーブルに置き、
「まずはソルティドッグをお願い」
と、オーダーするでしょう。
3/11 00:27:58
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、え、っと、」
小さく息を吐いてから、差し出されたメニューを見つめる。
先ほどと違うラインナップに首傾げつつ、貴方がいうお菓子たちを想像してか目を細めて。
「…みんな、おいし、そう……、」
どうしよう、とメニューの上で楽し気に視線を転がして暫く、顔をあげては。
「……あいす、けーき…たべたい、……、」
3/7 21:53:18
> アルド・スキアヴォーネ(71)
「あ、どうも。目の前に扉があってつい入ってしまったんだが、異世界交差点、ね……」

 なるほどと思いつつ、青年は音楽に耳を傾け、更に店内を見回す。居心地が良さそうな空間だ。もう少しラフな恰好、いやこの場に合った格好で来たかったかもしれない。どう見ても冒険者です! という見た目で入っていいものなのかと思いつつも、スッと空いている席に着く。まあ、この青年の格好は、……冒険者にしては派手過ぎるが。

「……店に入るのなんか久しぶりだなぁ」

 思えば一人で過ごすのも久しぶりかもしれない。今のうちにゆっくり過ごそうと思った。メニューが置いてあれば、覗いてみるだろうか。
3/6 10:35:55
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「甘いものもご用意がございます」
言ってから、バーテンダーは従業員用の秘密のメニュー表を取り出した。

「お飲み物でしたら、せっかくですのでノンアルコールのカクテルをおすすめいたします。他には、フルーツの入ったアイスケーキ、ガトーショコラ、チーズケーキも近所から仕入れておりまして」

お客様にも見えるように差し出すメニュー表は、所謂裏メニューだ。アイスケーキは自家製と書いてある。ほかは“近所の”ケーキ屋から分けてもらっているらしい。
先日はこの自家製アイスケーキをサービスで出したこともある。お客様の要望に合わせて対応してくれるようだ。
3/6 09:47:49
> ジョン・ドゥ(389)
アルド(ENo.71)
「急に来客が増えた……いらっしゃいませ」
バーテンダーは新しい顔に軽く頭を下げる。
「外からのお客様ですね。こちらはバー、異世界交差点です。どうぞ、先ずはお席に」

バーテンダーはそれらしく男をいざなう。店内は静かなブルーノートが流れており、色調を揃えた調度品と相まって落ち着いた雰囲気だ。
格調高すぎず、だけれど特別な空間。そういうふうに捉えられるだろうか。
3/6 09:41:30
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「…、ほんと……、?」
ほっと胸を撫で下ろしては、少し表情を和らげ貴方を見上げている。
お酒は飲まないのか、という問いにはふるふると首を振ったことだろう。
カクテル、イタリアンスイーツという言葉には不思議そうに貴方を見つめつつも、
好きなもの、と言われればなんだろう、と迷うように視線を落としては首傾げて。
「………、あ、…あまい、の」
と、咄嗟にそれしか出てこなかったのが恥ずかしかったらしく少し顔を赤くしてはそう呟いた。
3/3 14:15:11
「んー、なんか記憶があやふや……」

 おや? 目の前にドアがある。悪い雰囲気を感じず、落ち着いている雰囲気を感じたので開けて中を見るだろうか。

「おお、バーだ……」

 そのまま、店内に入るだろうか。
3/3 13:38:41
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「――これは」
きっと、これはこの子にとって大金のはずだ。自分はサービスのつもりだったが、しかし意を決した様子で差し出されては承らざるを得ない。

「はい、もちろんです。お酒は……まだお飲みになりませんか?ノンアルコールのカクテルや、イタリアンスイーツなどもご用意できますよ。何か好きなものはありますか?」
メニュー表は殆どアルコールの事しか書いていない。どうにも幼いお客さまにはつまらない内容だっただろう。できるだけ好みそうな内容を、バーテンダーは提案した。
3/1 08:38:06
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、あのね、…、えっと、」
お気に召したようでよかった、と言われれば頷いて。
少し迷うように視線を泳がせてから、ふと500円玉を取り出して両手で持っては貴方に差し出した。
「…俺、今、…これしか、…もって、なくて、……、これで、…なにか、買える…?」
不安げに貴方を見つめては首を傾げた。バーに来たことなどないから、どれくらいのお金で飲めるのかもさっぱりわかっていないのだろう。
 
2/25 21:09:40
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「おや、いかがなさいましたか」

カウンターから何気なく様子を窺っていたいたバーテンダーは、こちらに来る姿に軽く会釈をする。まるで小動物のようだ、という感想は口には出さないが表情には――出ていないだろう。恐らく。

「ドライフルーツ、お気に召したようでよかった」

やはり穏やかに笑みを浮かべている。
2/25 12:53:30
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、あり、がとう、」
サービス、と言われれば早速ドライフルーツを一つ手に持っては齧って、甘くて美味しい、と目を細める。
示された一文に、首を傾げてはドライフルーツを食べながらしばしメニューを見つめて、暫くすればカウンターの方を見つめる…が、ここから呼んでも聞こえないかもしれない、と悩んで、ふと席を立ってはカウンターの方へとてててっと歩いていくだろうか。
2/24 21:53:50
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「はい、こちらはサービスです」

何もせずにここに居るのでは落ち着かないだろう。メニューを読みながらつまみでもすれば、きっと慰めになるはずだ。これはそんな風に考えたのだろう。
そうしてメニューの端にある“ノンアルコールカクテル・メニューにないものも作れます”という一文を示して一度下がるだろうか。

あわあわする反応に内心くすりとほほ笑むも、表情には出さずにバーテンダーはカウンターに戻る。
2/24 21:46:01
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、えっと、…うん、」
もしかしたらこういうお店もあるのかもしれないけれど、あまり知識のない少年はとりあえず頷いて。
「…そう、なんだ、……え、」
と、もう一人のお客さんを見つめていたが、テーブルに置かれたお水とドライフルーツを見ればちょっとあわあわっとし始めた。
「い、いい、の……?」
なんていいつつも、ドライフルーツに目が行っている。食べてみたそうに若干そわっとしている。
2/24 20:52:39
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
頷く様子には微笑を。

「どうやらあなたの世界では見慣れない場所のようですね」

バーテンダーは穏やかに続けた。日常に疲れた者が訪れる、非日常。そういったものはある種の文明的な深度を現す。

「あちらのお客様も初めてのようですね。ですから、お気になさらず。メニューをお持ちしましたが、ご希望があれば合せてお持ちします」

グランドメニューはカクテルだ。つまり酒だが、この人物はまだ若い。だったら飲まないだろうとは想像する。
まずは水、だろうか。バーテンダーは、好き嫌いが無ければいいが、と考えた。水と共に、ドライフルーツの小皿が卓に置かれた。
2/24 20:48:32
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……そういう、こと…?」
どういうことだろう、と貴方の言葉を待っては、じっと見上げて。
「……おさけ、……、くつろ、ぐ…」
喫茶店に近いものなのだろうか、と解釈しては頷いて話を聞いている。
他にもお客さんがいるのか、とちらりと視線を移しては見慣れない姿に少しばかりびっくりしてから、慌てたように貴方に視線を戻した。
「…そう、なんだ、……?……、」
貴方の笑顔を見つめては、迷うように視線を落とす。
お金の心配は置いて、と言われればいいのかな、とうーんと無言で悩んでからもう一度顔をあげ、
「……うん、…」
と頷いて、首を傾げた。
2/24 17:25:44
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「ドアがあなたの前に現れたのなら“そういう事”なのでしょう」

バーテンダーはそう言って柔らかく微笑んでみせた。この小さなお客様の緊張を解きほぐそうというようだ。

「ここは所謂酒場、お飲み物を提供する場所です。アルコールの入っていないものもありますし、軽食も。そしてこの通り、お寛ぎいただく為の場所でもあります」

バーテンダーは説明しながら、もう一人の来客も席へ案内する。

「あなたが“一休みしたい”とか、そんなふうに思ったときにこの扉は現れるようです。お金の心配は一度置いて、寛いでみませんか?」

バーテンダーはもう一度微笑んだ。
2/24 17:18:55
???(ENo.308)
「新たな、ヒトの子」

竜は店内をキョロちゃんと見回すのをやめて、ぐるりとドアに振り返った。
少年だろうか。ヒトの子の若いのはヨルドにはまだ判別が付き辛い。

「酒飲む、する……?静か。ここ、酒場、違う……」

竜はやはり首を傾げて、この場所がこれの知っている場所と違うことに思いを馳せた。竜の知っている酒場とは、賑やかなヒトの子が集う音に溢れた空間だ。
ここは全くの正反対で、静かな――何某かの音楽が流れている――落ち着いた雰囲気である。

竜は首を傾げている。
2/24 13:16:48
> アルド・スキアヴォーネ(71)
(ENo.57)
「……、?ばー…?」
その言葉の意味は分からなかったが、営業中、という言葉にここがお店であることは理解できただろう。
認識して数秒、少し眉を下げてはおずおずと口を開いて。
「…え、えっと、…俺、……あんまり、お金、ない、……」
どういうものを売っているのか分からないけれど、お店に入るなら何か買わなきゃいけないんだろう、と思えばそう尋ねて首を傾げる。
2/24 12:58:01
> 雫(57)
アルド(ENo.71)
「失礼、お客様のようです」

闖入者の首を傾げる様子を横目に、バーテンダーは扉へ歩み寄った。静かにドアを開ける。カランカランとドアベルが鳴る。

「いらっしゃいませ。こちらはバーです。営業中ですよ」
さあどうぞ、とバーテンダーは雰囲気の良い店内へと招く。
どうやら幼気なお客様だったが、ここは年齢制限などをあまり気にしない。その者の世界に合わせて、飲みたいものを提供するのだ。
2/24 12:40:41
(ENo.57)
「……?」
見慣れないドア。しかしどことなく誰かを歓迎するような佇まい。
少年はその前でしばらく立ち止っては首を傾げて、それからコンコン、とドアを叩いた。
2/24 11:25:07
> ヨルド(308)
アルド(ENo.71)
「お……っとこれは失礼」

尋常ならざることにそう驚きはしないこのバーテンダーでも、目を丸く見開いて驚きを顕にした。
見れば、フロアを踏む裸足は不思議と汚れておらず、衣服や翼は眩しいほどの純白。魔法や剣を知らない世界の住人とはいえ、この存在がただのおのぼりさんではないことくらいわかる。

「はい。ここは主にお酒を扱う店です。静かに、くつろぎたい方向けの」

頭の中で何やら考えつつもバーテンダーは応えた。仕事のスイッチとは便利なものだ。
2/24 08:23:36
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力