クラゲとアホウドリ
好物に惚れてしまったアホウドリと天敵に落とされたクラゲの話。
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ヨツハ・ウミツキ(ENo.1004)
「………別に、礼を言われるようなことはしてない。勘違いすんな、アホのトリ」
面影を残したその微笑みに引き寄せられそうになる。
海に帰るべきなのに、足はまだ動かない。
面影を残したその微笑みに引き寄せられそうになる。
海に帰るべきなのに、足はまだ動かない。
11/20 23:31:03

アルバ(ENo.1003)
「…お前にとってはただの気まぐれだったのかもしれない…が、俺にとっては恩人だ…」
相手をこれ以上怯えさせてはいけないと、一歩下がった。
「ありがとう……お前は優しいくらげなんだな……」
夕日を背に柔らかく微笑んで。
相手をこれ以上怯えさせてはいけないと、一歩下がった。
「ありがとう……お前は優しいくらげなんだな……」
夕日を背に柔らかく微笑んで。
11/20 02:00:07

アルバ(ENo.1003)
「……あぁ、美味そうだ。俺はクラゲが好物だからな……」
じっと赤を見つめていたが、やがて掴んでいた腕を離す。
「──だが…お前を食う気はない」
じっと赤を見つめていたが、やがて掴んでいた腕を離す。
「──だが…お前を食う気はない」
11/20 01:52:57

ヨツハ・ウミツキ(ENo.1004)
「そうかよ、ありがとさん。確かに、食うならきれいな方がいいよな」
触手や身については褒められ慣れている。貴方の赤色瞳を見つめ返した。
触手や身については褒められ慣れている。貴方の赤色瞳を見つめ返した。
11/20 00:13:58

アルバ(ENo.1003)
夕日に透ける様な白銀の髪、柔らかそうな肌、熟れた身のような真っ赤な目……
美味しそう…そう感じる気持ちと同時に――…
「綺麗だな……」
じっと相手の瞳を見つめながら前髪を軽く指先で避けた。
美味しそう…そう感じる気持ちと同時に――…
「綺麗だな……」
じっと相手の瞳を見つめながら前髪を軽く指先で避けた。
11/20 00:04:46


アルバ(ENo.1003)
逃げようともしないその両腕を掴んだ。
「………」
そしてぐい、っと海ではなく浜の方へと相手の躰を無理やり方向転換させた。
夕日に照らされて、相手の顔が良く見える。
「……――逃げないんだな…」
「………」
そしてぐい、っと海ではなく浜の方へと相手の躰を無理やり方向転換させた。
夕日に照らされて、相手の顔が良く見える。
「……――逃げないんだな…」
11/19 23:09:13