【騒乱荊街】其の生命は落葉に埋まる

12月末、深夜になればワールドスワップが行われる日。
しかし、住民にそんな事はわからない。

普段通りの日常を送っている。

【創藍荊街No.27のイベントです。
 招待者以外の書き込みは御遠慮ください】

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> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「いいって。早く行ってあげろ。

 ……

 (天ぷらか山菜がいいなぁ)」

<点灯に気付いて片付けの手を止める>

「おっと立て続けに」

<見るからに慌てている成鐘を
 むやみに呼び戻すこともあるまい。
 寺田はモニターへ向かい、
 ひとまず客に応対しようとするだろう>

「はい、成鐘の代理で出ました。
 どちら様でしょうか?」
11/19 02:58:13
> 寺田(898)
 (ENo.899)
 と、来客感知用の電気が光った。
 広い広い成鐘家なのでこういうのもある。

 貴方は来客の応対、つまりモニター付きインターフォンへ向かうこともできるし、
 成鐘を呼び止めようと追ってもいい。
11/19 02:52:56
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「ほんとにわりぃ!!
 すぐいってくっから!

 蕎麦、夜食な!!
 タシャが戻ってきたら蕎麦仕込もうぜ!!」

 男子高校生は元気である。
 成鐘はタシャの部屋へ向かっただろう。

(続)
11/19 02:23:25
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「あぁ」

<つっと床を覗く>

「大丈夫か?
 いや二重の意味で。

 茶碗一つ大した手間じゃない。
 気にするな」

<塵取りを取りに向かいつつ
 目の端で成鐘を見送る。

 かけらを丁寧に掃き集める傍で、
 まさか本当にタシャも過労が祟って
 倒れたんじゃあるまいかと
 一抹の不安がよぎった>
11/19 02:10:18
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「蕎麦は親戚に習った。
 というか今日はそれこそ
 蕎麦にすべきだったかもしれんな。
 時節柄。

 辛すぎなければ何でもいいよ。
 でも味噌だれも忘れないでくれ」

<既に味噌だれor柚子胡椒の口になっている>

「まあ折り紙っぽいけども。
 包み方で味が変わると聞いて以来
 最強に美味い包み方を模索しているんだ」

11/19 02:02:04
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「あれ………?」

 茶碗が割れる音がした。
 成鐘が落としたのだ。

 茶碗を持っていた左腕はなくなっていた。

「食い切っててよかった……
 いや、タシャ?」

 左腕はタシャの異能で維持していたのだが、
 それが消えたということは、
 タシャ側に何かがあったということだ。

「悪い、ちょっとタシャの様子を見てくる。
 すぐ戻って片付け手伝うから、頼むぜ」
11/19 00:33:33
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
*ガチャン*
11/19 00:31:20
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「いただきまーす(二回目)」

 味変でそこそこ食が進む。
 白米を夢中で掻き込んでいる。

「あの先生……ねこ、
 魔法生物かなんかなんじゃねぇか?
 猫にしちゃ丸すぎるしよ。
 意外と手先器用だし」

 後半は殆ど寺田に食べてもらいつつも、
 お茶碗の最後の一口を口に入れて箸を置こうと……

(続)
11/19 00:29:59
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「蕎麦はなんか学んだんだっけ?
 よく覚えてねぇや、また蕎麦作ってくれよ。

 銭田が帰ってきたら食わせよ。
 アイモ餃子作りうまそうだよな、今度聞いてみよ」

 すっかり友達の話題が絶えない。
 2年前が嘘のようだ。

「タレだな?
 味変ってやつ?

 コチュジャンとか使っていいか?
 あ、大根と大葉もあるからおろしタレも!」

 と何種類かのタレを作り上げた。
 二戦目とは思えませんね。

「なんか和菓子みたいな形の餃子あるな……
 寺田、折り紙感覚か?」

(続)
11/19 00:27:35
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「今あるレパートリーの殆どは独学だよ。
 親の見よう見まねだけじゃ
 限界があるからなぁ。

 そうそう。筋がいいぞ。
 もう一人でも作れるんじゃないか?

 今更だが先生がニラを
 普通に食えるの凄くないか?」

<好き嫌いのないふしぎなねこである。

 どんどん餃子を焼き始める。
 数が多いから手を休めてはいられない>

「あ、そうだ。
 焼いてる間に他の種類のタレを
 用意しといてくれないか。
 味噌だれか柚子胡椒がいい」
11/18 20:51:35
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「自己流だった……」

 親との思い出説もあったが、寺田が自分で学んでおった。

「えーっと、なんか平たいんだよな俺がやったやつ……
 寺田がやったやつみたいに三日月で
 並べると丸くなる感じにするには……
 あー、ここの皮をこう、引っ張られるように折っていけば……」

 なんだかんだ物覚えはいいため、
 数個作れば割かし綺麗に作れるだろう。
 寺田が丁寧に教えてくれるのもある。

「よし、ねこに自慢がてら大魔導師に差し入れしてやろ。」

 多めに作って真空パック冷凍する構え。
 楽しくなってきた。

「焼いてくかーー
 寺田!頼む!

 いや見てるだけて腹膨れてきたけど……
 あと10こぐらいでしにそうだ」
11/17 02:50:58
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「綺麗な形の餃子を自宅でも食べたくて
 台所で努力した結果だ。

 君も何度もやりゃ慣れてくるだろうが
 何はともあれ最初から
 きれいに作ろうとしなくていい。
 タネの量を一定にする所から始めよう。

 慣れてきたらこう、
 一方の手で寄せた皮を
 もう一方の手で折り畳んでいき、
 最後に底を平らにして……」

<ちなみによく見ると
 教科書通りの形をした餃子の中に
 ちらほら変わった包み方の個体を
 忍ばせている。
 四角形の餃子や
 五弁の花のような餃子など>
11/17 02:39:34
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