【騒乱荊街】其の生命は落葉に埋まる

12月末、深夜になればワールドスワップが行われる日。
しかし、住民にそんな事はわからない。

普段通りの日常を送っている。

【創藍荊街No.27のイベントです。
 招待者以外の書き込みは御遠慮ください】

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> 成鐘(899) 寺田(898)
 (ENo.1258)
「…………」

 男は目もくれず先にゆく。

 その歩は確実に
 成鐘が向かったであろう
 召使いの部屋へ近づいていた。

 もし成鐘が異常に気づいた場合、
 寺田が待っていると思いながら食卓へ帰ってくるはずだ。
 男と鉢合わせしてしまう可能性が非常に高いだろう。


 男より先に成鐘が向かった場所へ目星をつけ、
 成鐘を見つける必要がある。

 そして、建物から出るならば
 水上都市内部の街頭の一部が消えており、
 空の星が見えず、
 波の音一つしないことに気がつくだろう。
 もし調べる場合は少し時間を有してしまう。

 
スマートフォンを片手間に見れば圏外だ。
11/26 06:07:55
> 成鐘(899)  (1258)
寺田(ENo.898)
<壁にぶつかり損ねた体は
 直下の床へどうにか着地する>

「(人間の膂力じゃない)」

<人間を投げられる人間自体は
 格闘家辺りには探せば居るだろう。
 だが同じ投げ飛ばすにしても
 人間の範疇の膂力であれば
 もう少し姿勢が変わる。
 変えざるを得ない。
 それが寺田の見立てでは
 感じられなかった>

「(身体強化系の異能者か、
  エンシャクシュのような全く別の生物か。

  何にしたって物々しい)」

<寺田は何を思ったか踵を返し、
 シハンとは逆方向に走り出した。

 シハンは寺田の引き留めを受けず
 自由に動けるだろう>
11/25 22:06:23
> 成鐘(899)  (1258)
寺田(ENo.898)
*グンッ*

「うおっ!」

<一息の間に逆転する天地。
 投げ出される四肢。

 壁にぶつかる衝撃を
 咄嗟に掌でいなした>

11/25 21:49:52
> 成鐘(899) 寺田(898)
 (ENo.1258)
「……ふん」

 小さくため息のように鼻を鳴らしただけで
 予想通り平然と押し通ってきた。

 ドンッと強めに体がぶつかる。
 まるで大きな丸太のごとく、
 硬い体だ。

 肩を掴めば、凄まじい力で体を捻り、
 投げ飛ばしにかかってくる。

 鍛えているとはいえ男子高校生の力では
 なんの抵抗もできず近くの壁に叩きつけられてしまう。
 手加減しているのか、受け身は取れるし
 壁が破壊されるようなぐらいではないが…
11/25 01:50:17
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「うわ入ってきた。

 (セキュリティをみんな破ってくるなんて。
  あれだけ派手に入ってくれば
  警備会社も異常を察してるとは思うが……)」

<さて相手の目的は分からないが
 成鐘が居ない今自分がこの場を
 守らねばならない>

「ちょっと待て。
 それ以上人の家をずかずかと
 踏み荒らすんじゃない。

 何の謂れがあってこんな乱暴な真似をしている?
 事情があるなら僕が家主に取り付けてやる。
 そこで一旦止まれ」

<退きはしない。立ちはだかる。
 加えて話し合いと制止を呼びかける。

 それでも押し通る気配があるなら
 相手の肩をつかんで
 強引に引き留めようとするだろう>
11/24 22:15:52
> 寺田(898)
 (ENo.899)
*ガァン!!*

 寺田の目の前で、監視カメラに写っていた男が
 軽い人蹴りで扉を破壊した。
 考えるまもなく、男はドカドカと早めに歩いてくる。

 このまま廊下ですれ違うことになるだろう。
 避けなければ肩ぐらいぶつかり、
 軽く飛ばされる。
11/22 23:33:10
> 寺田(898)
 (ENo.899)
 廊下の先には耐熱性鉄扉で塞がれた非常用階段がある。
 寺田もエレベーターを使用しないとき等に一度は使ったはずだ。

 しかしどうだろう、
 ありもしないはずなのに
 鉄扉の先には広大な森が広がっていそうな気配がする。

(続)
11/22 23:28:21
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
<バッと体を物音の方へ向けた>

「(おいおい、一体何を壊せばあんな音……)」

<振り向いた先に人の姿はあるだろうか。
 無ければ足音を忍ばせてそちらへ向かう。
 既に人の姿があるなら、
 その時は相手の出方次第だ>
11/20 04:58:57
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
<ボタンを押し、
 何度目かになる内線電話を切った>

「(こりゃよっぽど立て込んでるのかな。
  しょうがない。
  一旦お客さんの様子を見に……)」

11/20 04:55:41
> 寺田(898)
(ENo.899)
 成鐘はなかなかかえってこず、連絡も取れない。
 あちこちに内線電話が設置されているが、
 どれも誰も出ないだろう。

 こういう時、タシャがいつも助けてくれたが、
 肝心のその人がいないのだ。

*バガンッ*

 工事現場のような、
 コンクリートを砕く音が後ろの方から迫ってくる。
11/20 04:32:55
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「もしもし?
 あれ?

 ……」

<監視カメラ映像を腕組みして見つめる>

「(うーん。変な人だな。
  不審者の線が濃厚な気もする。
  しょうがない)

 成鐘ー」

<自分一人では判断しかねると見て、
 モニターから離れて成鐘を呼びに向かう。
 差し当たって廊下に出て
 辺りを見回すことになるだろう。

 すぐ見つかるならそれで良し、
 見つからなければ耳を欹てて
 声や物音など、人が居そうな方角を
 特定できる要素を探す>
11/20 03:48:26
> 寺田(898)
 (ENo.899)
 その人物はインターフォンを無視して徐々に住居へと向かってくる。
 酪酸建物が乱立しているのだから、
 普通はインターフォンに頼って成鐘らと連絡をつけないと
 出会うこともままならないはずだ。

 モニターが監視カメラを映し出す。

 カメラに写ったのは180cmはある、褐色肌の大男だ。
 黒いキャップ、
 黒いTシャツに刀のような棒を2本携えている。

 真冬だというのに異様な格好で、
 ただの配達員等ではない、身体つきだった。
11/20 03:29:57
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