【騒乱荊街】其の生命は落葉に埋まる
12月末、深夜になればワールドスワップが行われる日。
しかし、住民にそんな事はわからない。
普段通りの日常を送っている。
【創藍荊街No.27のイベントです。
招待者以外の書き込みは御遠慮ください】
しかし、住民にそんな事はわからない。
普段通りの日常を送っている。
【創藍荊街No.27のイベントです。
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成鐘(899)
寺田(898)
「…………」
男は目もくれず先にゆく。
その歩は確実に
成鐘が向かったであろう
召使いの部屋へ近づいていた。
もし成鐘が異常に気づいた場合、
寺田が待っていると思いながら食卓へ帰ってくるはずだ。
男と鉢合わせしてしまう可能性が非常に高いだろう。
男より先に成鐘が向かった場所へ目星をつけ、
成鐘を見つける必要がある。
そして、建物から出るならば
水上都市内部の街頭の一部が消えており、
空の星が見えず、
波の音一つしないことに気がつくだろう。
もし調べる場合は少し時間を有してしまう。
スマートフォンを片手間に見れば圏外だ。
男は目もくれず先にゆく。
その歩は確実に
成鐘が向かったであろう
召使いの部屋へ近づいていた。
もし成鐘が異常に気づいた場合、
寺田が待っていると思いながら食卓へ帰ってくるはずだ。
男と鉢合わせしてしまう可能性が非常に高いだろう。
男より先に成鐘が向かった場所へ目星をつけ、
成鐘を見つける必要がある。
そして、建物から出るならば
水上都市内部の街頭の一部が消えており、
空の星が見えず、
波の音一つしないことに気がつくだろう。
もし調べる場合は少し時間を有してしまう。
スマートフォンを片手間に見れば圏外だ。
11/26 06:07:55

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成鐘(899)
(1258)
寺田(ENo.898)
<壁にぶつかり損ねた体は
直下の床へどうにか着地する>
「(人間の膂力じゃない)」
<人間を投げられる人間自体は
格闘家辺りには探せば居るだろう。
だが同じ投げ飛ばすにしても
人間の範疇の膂力であれば
もう少し姿勢が変わる。
変えざるを得ない。
それが寺田の見立てでは
感じられなかった>
「(身体強化系の異能者か、
エンシャクシュのような全く別の生物か。
何にしたって物々しい)」
<寺田は何を思ったか踵を返し、
シハンとは逆方向に走り出した。
シハンは寺田の引き留めを受けず
自由に動けるだろう>
直下の床へどうにか着地する>
「(人間の膂力じゃない)」
<人間を投げられる人間自体は
格闘家辺りには探せば居るだろう。
だが同じ投げ飛ばすにしても
人間の範疇の膂力であれば
もう少し姿勢が変わる。
変えざるを得ない。
それが寺田の見立てでは
感じられなかった>
「(身体強化系の異能者か、
エンシャクシュのような全く別の生物か。
何にしたって物々しい)」
<寺田は何を思ったか踵を返し、
シハンとは逆方向に走り出した。
シハンは寺田の引き留めを受けず
自由に動けるだろう>
11/25 22:06:23

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成鐘(899)
(1258)
寺田(ENo.898)
*グンッ*
「うおっ!」
<一息の間に逆転する天地。
投げ出される四肢。
壁にぶつかる衝撃を
咄嗟に掌でいなした>
続
「うおっ!」
<一息の間に逆転する天地。
投げ出される四肢。
壁にぶつかる衝撃を
咄嗟に掌でいなした>
続
11/25 21:49:52

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成鐘(899)
寺田(898)
「……ふん」
小さくため息のように鼻を鳴らしただけで
予想通り平然と押し通ってきた。
ドンッと強めに体がぶつかる。
まるで大きな丸太のごとく、
硬い体だ。
肩を掴めば、凄まじい力で体を捻り、
投げ飛ばしにかかってくる。
鍛えているとはいえ男子高校生の力では
なんの抵抗もできず近くの壁に叩きつけられてしまう。
手加減しているのか、受け身は取れるし
壁が破壊されるようなぐらいではないが…
小さくため息のように鼻を鳴らしただけで
予想通り平然と押し通ってきた。
ドンッと強めに体がぶつかる。
まるで大きな丸太のごとく、
硬い体だ。
肩を掴めば、凄まじい力で体を捻り、
投げ飛ばしにかかってくる。
鍛えているとはいえ男子高校生の力では
なんの抵抗もできず近くの壁に叩きつけられてしまう。
手加減しているのか、受け身は取れるし
壁が破壊されるようなぐらいではないが…
11/25 01:50:17

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成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「うわ入ってきた。
(セキュリティをみんな破ってくるなんて。
あれだけ派手に入ってくれば
警備会社も異常を察してるとは思うが……)」
<さて相手の目的は分からないが
成鐘が居ない今自分がこの場を
守らねばならない>
「ちょっと待て。
それ以上人の家をずかずかと
踏み荒らすんじゃない。
何の謂れがあってこんな乱暴な真似をしている?
事情があるなら僕が家主に取り付けてやる。
そこで一旦止まれ」
<退きはしない。立ちはだかる。
加えて話し合いと制止を呼びかける。
それでも押し通る気配があるなら
相手の肩をつかんで
強引に引き留めようとするだろう>
(セキュリティをみんな破ってくるなんて。
あれだけ派手に入ってくれば
警備会社も異常を察してるとは思うが……)」
<さて相手の目的は分からないが
成鐘が居ない今自分がこの場を
守らねばならない>
「ちょっと待て。
それ以上人の家をずかずかと
踏み荒らすんじゃない。
何の謂れがあってこんな乱暴な真似をしている?
事情があるなら僕が家主に取り付けてやる。
そこで一旦止まれ」
<退きはしない。立ちはだかる。
加えて話し合いと制止を呼びかける。
それでも押し通る気配があるなら
相手の肩をつかんで
強引に引き留めようとするだろう>
11/24 22:15:52

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寺田(898)
*ガァン!!*
寺田の目の前で、監視カメラに写っていた男が
軽い人蹴りで扉を破壊した。
考えるまもなく、男はドカドカと早めに歩いてくる。
このまま廊下ですれ違うことになるだろう。
避けなければ肩ぐらいぶつかり、
軽く飛ばされる。
寺田の目の前で、監視カメラに写っていた男が
軽い人蹴りで扉を破壊した。
考えるまもなく、男はドカドカと早めに歩いてくる。
このまま廊下ですれ違うことになるだろう。
避けなければ肩ぐらいぶつかり、
軽く飛ばされる。
11/22 23:33:10

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寺田(898)
廊下の先には耐熱性鉄扉で塞がれた非常用階段がある。
寺田もエレベーターを使用しないとき等に一度は使ったはずだ。
しかしどうだろう、
ありもしないはずなのに
鉄扉の先には広大な森が広がっていそうな気配がする。
(続)
寺田もエレベーターを使用しないとき等に一度は使ったはずだ。
しかしどうだろう、
ありもしないはずなのに
鉄扉の先には広大な森が広がっていそうな気配がする。
(続)
11/22 23:28:21



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寺田(898)
成鐘はなかなかかえってこず、連絡も取れない。
あちこちに内線電話が設置されているが、
どれも誰も出ないだろう。
こういう時、タシャがいつも助けてくれたが、
肝心のその人がいないのだ。
*バガンッ*
工事現場のような、
コンクリートを砕く音が後ろの方から迫ってくる。
あちこちに内線電話が設置されているが、
どれも誰も出ないだろう。
こういう時、タシャがいつも助けてくれたが、
肝心のその人がいないのだ。
*バガンッ*
工事現場のような、
コンクリートを砕く音が後ろの方から迫ってくる。
11/20 04:32:55


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寺田(898)
その人物はインターフォンを無視して徐々に住居へと向かってくる。
酪酸建物が乱立しているのだから、
普通はインターフォンに頼って成鐘らと連絡をつけないと
出会うこともままならないはずだ。
モニターが監視カメラを映し出す。
カメラに写ったのは180cmはある、褐色肌の大男だ。
黒いキャップ、
黒いTシャツに刀のような棒を2本携えている。
真冬だというのに異様な格好で、
ただの配達員等ではない、身体つきだった。
酪酸建物が乱立しているのだから、
普通はインターフォンに頼って成鐘らと連絡をつけないと
出会うこともままならないはずだ。
モニターが監視カメラを映し出す。
カメラに写ったのは180cmはある、褐色肌の大男だ。
黒いキャップ、
黒いTシャツに刀のような棒を2本携えている。
真冬だというのに異様な格好で、
ただの配達員等ではない、身体つきだった。
11/20 03:29:57