【騒乱荊街】其の生命は落葉に埋まる

12月末、深夜になればワールドスワップが行われる日。
しかし、住民にそんな事はわからない。

普段通りの日常を送っている。

【創藍荊街No.27のイベントです。
 招待者以外の書き込みは御遠慮ください】

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> 寺田(898)
 (ENo.899)
 その時、背後から樹の幹が成鐘目掛けて飛来してくる。
 何もしなければ、呆気なく成鐘は串刺しになるだろう。

 高校生の力では到底止められないだろうが、
 ダメ元で身を挺して守ってもいい。
11/30 00:48:04
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「少し下がってろ」

 銃を木の壁へ数発放つ。
 ただのハンドガンではなく、
 着弾とともに爆発するグレネードのような弾だ。

 しかしそれでも傷一つつかなかった。

「クソッ!
 これじゃ腕力でこじ開けるなんて無理だ。

 ザラザラしてるけど突起もなさそうだよな……
 登るなんてとても」

(続)
11/30 00:30:47
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「これのせいか……」

<スマホの光を下から上へ滑らせて
 樹木の途方もない面積を確認する>

「敵方は植物使いってことかな。
 あの男がそうなのかもしれないし
 他に仲間が居るのかもしれない。

 うかつに木に触るなよ成鐘。
 動くタイプの木かもしれん」

<この制服を着る者、故あって動く樹木に寛容>

「ざっと見てこじ開ける隙間もなさそうなら
 可哀相だが火をつける他ないな」

<木を目視で調べて隙間があれば
 そこをこじ開けて通ろうとする。
 なさそうなら諦めて火種を探すだろう>
11/29 02:22:04
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「心のことは儘ならないな。

 暴走自体も男が仕組んだ、か。
 可能性はあるよな。

 同時に、そこまで念入りに準備するほどの
 切実な動機は何だって話になるが。
 あの男に覚えがないのなら
 奴は単に依頼を受けただけの殺し屋かも」

<可能な限り五感を研ぎ澄ませているせいか
 微細な空気の匂いや肌触りから
 違和感を捉える。

 その違和感の正体は
 水上都市裏門付近へ辿り着いた時に
 理解することになっただろう>

11/29 02:10:06
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「…………?」

 そろそろ裏門のはずだ。
 水上都市を囲っている白い壁も
 立派な門も見えない。

 暗すぎて、スマホのライトを当ててようやく全貌が見えてくる。
 黒い樹の肌が二人の視界を覆っていた。


「なんだ、これ」

 潮の匂いの代わりに、森の匂いがする。
11/29 00:58:43
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
 外はたしかに寒い、
 寒いが、風はびっくりするほどない。

 体が辛いのか動きはどんどん鈍くなり、
 寺田に寄りかかって移動する。

「寺田も病魔を見たことあるだろ、
 タシャ、自傷癖とかあってさ……
 昔から不安定だったんだ。
 15年間大丈夫だったから、
 これからも大丈夫だと信じてたけどさ……

 毒なんて今まで扱ってるのも勉強しているのも
 見たことねぇ。
 少年兵だった時代のものかも……」

 この地にいる誰よりも連れ添ってきた召使いだ。
 成鐘の表情は病による熱と
 悲しみと恐ろしさで冷え切った気持ちで
 ごちゃごちゃになっている。

「その、タシャの暴走は
 襲撃してきた男の異能の仕業っただりしないかな。
 多賀井を呼べたら、解析させて正体を突き止めてやる。
 毒についてもそれでわかんだろ。

 つーか、短髪の男なんてあと一人ぐらいしか
 知り合いにいないし、
 ましてや筋骨隆々なんて知らないやつだな……」

(続)
11/29 00:53:27
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
<寺田は歩みを進める。
 行く相手がある訳ではないが
 敵意を持つ存在が二人
 近くをうろついている以上
 安易に立ち止まるのも危険があった>

「タシャさんの暴走が
 本人にとっても不慮のものだとすれば
 電源や通信を途絶えさせるような
 準備ができた可能性は
 ゼロではないが考えにくい。

 となると怪しいのは侵入者の男かな。
 奴は君やタシャさんの居場所が
 分かっているような素振りもあったし、
 君かタシャさんのどっちか
 あるいは両方を逃がさない気満々で
 準備してきたって感じがする。

 考えるだにまともに相手してられんな。
 君の解毒を最優先に、
 まず都市の外へ出る方法を考えよう。

 タシャさんが扱う毒について
 心当たりはないのか?
 解毒方法……は無理でも、毒の種類とか」
11/28 18:03:47
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「なかなか理解が追いつかん話だが
 今はそのまま呑み込んでおく。
 ともかくさっき廊下で見かけた手は
 タシャさんで間違いないんだな。
 偽物じゃなくて」

<非常階段を下りながら
 外気の冷たさに少し背が強張る>

「しまったな、学ラン忘れた。

 隔離って……たとえば
 土地ごと別空間に閉じ込める
 魔法や異能ということなら
 経験上なくはないと思うが
 ちょっとした街くらいの広さを
 覆うとしたらただごとじゃないぞ」

11/28 17:32:03
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「タシャは……
 俺が初めて異能で呼び出した人間だ。

 その時に、
 "貴方が1番幸せな時に
     貴方を殺します"

 なんて物騒なこと言ってたんだよな。
 いつかこうなるのもわかってた。
 今だとは、思ってなかったけどよ。

 これ乗り越えたら、
 もう巻き込まれる荒事も思い浮かばねぇし……
 やっとゆっくりできるんじゃねぇかな…」

何かに遭遇することも無く、
非常階段で外に出れた。
外はすっかり12月の冷たい夜だ。

「なぁ、寺田……
 なんか酷く暗くね?

 こっから美術館の塔とか
 ライトアップされて見えるはずなのに
 外の建物は愚か、
 月すら見えないんだけど……」

今日の水上都市は酷く静かだ。

「電力も非常電源に切り替わってる。
 外から配給されてねぇんだ。

 まさか、隔離でもされてるのか?」
11/27 22:20:47
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「どんな? うーん。

 筋骨隆々で目つきが鋭くて
 髪は短めに刈ってて
 仏頂面の男だったな。
 あと馬鹿力だ。気を付けろ」
11/27 21:34:21
> 成鐘(899)
寺田(ENo.898)
「例によって荒事って訳だな。
 僕らに休まる日は来るんだろうか」

<いつでも弓を構えられるよう準備し
 曲がり角や扉を通る際は
 毎回奥を警戒しつつ進むだろう>

「変な所で律儀な奴だな。
 お守りが身代わりになったんだろう。
 気にするな。
 それよりここを出たらすぐ
 かかりつけの先生を呼べるようにしておけよ。
 どんな毒かまるで判別がつかん」

<寺田の周りにはもはや病魔の気配すら
 現れてこないようである。
 だが正体不明の毒と言うだけでも
 警戒するには十分だろう>

11/27 21:17:21
> 寺田(898)
成鐘(ENo.899)
「っ……悪い。

 ジョシュアとグレゴリーの様子や
 その男……
 どうやら全て偶然じゃなさそうだな。
 俺達知らないところで何かが動いてやがる」

 熱で重い身体を必死で動かし、
 隠し階段のある方へ寺田を案内する。

「その、勾玉……
 寺田が誕生日にくれた勾玉、
 タシャに殴られた時に壊れちまった。

 おかげでかすり傷ですんだけど、
 毒でも塗ってあったのか、
 傷口がすごい熱い……」

 もしも、
 寺田に病魔を見る力の一部が残っているなら
 成鐘の傷はやがて死に至るものだと分かるだろう。
 そしてその傷を治す術はここにはない。

「やってきた男ってどんなやつだ。
 俺の知り合いかもしれねぇからさ」
11/27 04:23:51
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