街外れの研究室

街外れにぽつんと存在する家。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。

ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「隠れればやり過ごせる事は多いんだから、いいじゃない。目くらましの薬品くらいは持ち歩いてるわよ
 ……と、その話は今はいいわ。」

うっかり喧嘩を買いそうになるが、話すべきは別の事。ぐっとこらえ、息を吐く。
ハイプは善は急げと言わんばかりに、速足でモリオンの研究室を出ようとした。

「オッケー、あたしも荷物整理は終わってるし、いいわよ」

彼女が見つけた魔物は森の中腹、人の手が入っていない獣道だと言う。
薬草を採取するにはうってつけ。攻撃性のある獣は少なく、人間を見つけると逃げてしまうモノが多い
7/6 23:59:22
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「……戦う術も持ち合わせずに魔物が出る場所までのこのこ出かけているのか?」

男としては当然なんらかの戦闘手段を持ち合わせていると考えていたようで、唇を尖らせる少女に呆れたような視線を落とすばかりだ。

「お前のカンとやらがどこまでアテになるのか怪しいものだな。とは言え、どの道対処する必要があるのならば研究材料の足しになったほうがマシではある」

腕を組み暫し無言で考え、ため息を一つついて少女へ視線を戻した。

「いいだろう。俺が始末してやる。そいつのいる場所へ案内しろ」

戦闘能力を持たない少女が立ち入れる範囲であるならば、そう奥深いこともないだろうと考え、自ら出向くことを決めたようだ。
6/10 22:18:01
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「あたしが戦闘なんてできるわけないでしょ」

ぶう、と唇を尖らせ抗議の表情。錬金術は使えても、薬品作りに特化している。
薬品を使用すれば戦えない事もないだろうが、方足が不自由な彼女にそこまでの戦闘力を期待できるか、と問われれば
答えは明白だ。

「生態系は今のところ大丈夫。でも食べる量が尋常じゃないのよね。草食動物の比じゃないわ」

採取に支障が出る可能性はある。けれどそれ以上に気になる事が彼女にはあった

「あいつの消化器官を調べたら面白そうなものが出る予感がするのよ。カンだけど」
5/24 11:39:11
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「薬草を食い漁る魔物…?」

怪訝そうに少女を見遣り繰り返す。

「それは周辺の生態系を崩しそうな程にか?もしくは薬草の収集に支障をきたすか?」

そのどちらかであるならば対応する気があるのか、少々面倒そうに眉を顰める。

「お前が討伐できるのならば仕事として依頼しても構わんが」
4/27 01:45:12
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「はは~ん?相当好きってわけね、わかったわ」
饒舌になる彼を意味深な笑みで見つめる。最初こそ血も涙もない男なのかと思っていたが、
案外そうではない事もわかって安心したところがあるらしい。

紅茶を飲みほして一息。
「おいしか……まあまあね!ごちそうさま!」
ほぼ本音が最後まで出かかっているが、そっぽをむいて誤魔化した。

「ああ、そうだ……素材を集める時に気になるものを見つけたんだけど」
【1d3 : 3】
1夜に光る花
2崖に生える希少な木の根
3薬草を食い漁る魔物
4/20 21:51:39
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「元は薬湯を作ることから転じた趣味だ。薬効を引き出しつつ味も整えようとすると中々複雑でな。作ったものを試すために飲んでいるうちに習慣になった。好んでいると言えば好んでいると言えるのだろう」

「淹れ方も、適当な淹れ方をすれば成分が壊れ、味も落ちる。お前も薬を作る身ならわかるだろう。全てが計算され作られる物の素晴らしさが」

その理屈で言うならば普通の料理だとて極めそうなものだが、そうならないのは結局のところ、単純に男は茶が好きなのだろう。
ただ、好ましいと思う感情にすら理屈を絡めなければ気が済まない気質の持ち主であるらしい。
4/11 21:17:10
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
今までまわってきた世界に、食事を取らない国があった事を思い出す。
モリオンも同じようなものなのだろうかと思案し、しかし不健康そうな外見故に途中でそれをやめた。
カロリーを求めて二つ目の角砂糖に手が伸びる。

「お茶じゃ栄養とれないんじゃない?酷い顔よ」

目の前で角砂糖をちらつかせて口へ放り込む。偉そうなお説教がとんできそうなので、
摂取できるものは自然な流れで摂取しておかねば――そんな魂胆だった。

「それとも紅茶がそんなに好きなの?」
3/27 15:52:25
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
紅茶を美味しそうに口にする少女に言葉はなくとも満足そうだ。

「食事を摂る回数より茶を飲む回数の方が余程多いからな」

そう言い、ふんと鼻で笑うように息をつきつつも、
紅茶を口にするその顔は普段よりいくらか和らいで見える。
しかしそれでも目の下には深いくまが見て取れ、
睡眠不足であることが窺える。
随分と日々研究にのめり込んでいるのだろう。
 
3/12 22:09:14
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「べっっっっつに!ちょっと見てただけじゃない!」
見入っていたのか、いきなり振ってきた声に驚き肩がこわばる。

高級さを伺わせるティーセットに心の中で「成金か……」と零しながらも、
その美しさには素直に感心している模様。料理などまるで出来ないだろうと思っていただけに、
「上手ね」
その手つきに思わず声が漏れた。

角砂糖をひとつだけ、あとは何もいれずに少し口に含んだ――美味しい。まともな甘味は数日ぶりだ。
声に出さないものの、顔にはきっちり喜びの感情が溢れている
2/14 18:58:00
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
置いてある道具は一目で用途がわかるものから何に使うのかさっぱり予想がつかないものまで様々だ。
ただ、どれも小奇麗にされているあたり、丁寧に扱われていることが窺える

暫くするとトレイの上に茶器を乗せて男が戻ってくる

「道具などいくら眺めたところで技術が上がりはせんぞ」

白いカップとティーポットには金の細やかな装飾が下品でない程度に煌めいている。見る者が見ればそれなりの品であることは分かるだろう。
男はトレイをテーブルの上に下ろし、慣れた手付きで既に蒸らし終えている紅茶をカップへと注いだ

紅茶からは柔らかく、けれど芳香な香りがにおい立ち、カップの内側にはゴールデンリングが美しく現れている。
多少紅茶の知識がある者ならば、淹れられた紅茶がウバであることが分かるだろう

「ミルクと砂糖は入れたければ入れろ」

トレイの上に残されたミルクと砂糖を顎で指し、
少女の近くに紅茶を置いて男も適当な席に座り紅茶を口にする。
2/5 01:01:25
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ほんっっっっとにムカつくやつねあんたーーっ!!」
背を向けて部屋を出たモリオンにぎゃいぎゃいとわめきちらす。
返事が返ってきたとしてまた嫌味やら皮肉なのだから更に激昂するだけなのだが、
怒らずにいられないのはこの女の性格か。

「もう……よくあんなのでお抱え研究者やってるわね。…あたしも人の事いえたもんじゃないけど……」
ぶつぶつ小言を零しながら研究道具をまた見つめる。触るなよ、と言われると余計に気になるのは人の性。
触りはしないが近くで見ようと身を乗り出して、細部をじっくりと眺める事にした。
2/5 00:11:27
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
研究道具へ視線を向ける少女へ迂闊に触れるなよ、と軽く忠告する

「生憎誰ぞと遊ぶための道具など置いてはいない。それに俺の頭は常に動かしていて劣化する暇もないんでな。お前は使わなすぎて脳に雑草でも生えないように注意するといい」

花でも生えてそうだな、と特に意識した様子もなく男の口からはさらさらと嫌味が出る

「娯楽を提供する気はない。が、仕事の労いに茶くらいは淹れてやってもいい」

そう言うと少女の返事を聞くでもなく、茶の準備をしにか奥の部屋へと姿を消した
2/4 23:51:10
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力