バー『異世界交差点』
◆様々な世界につながっている不思議なバー。色々な世界からのご来店をお待ちしています。
『バーテンダーがグラスを磨いている。静かな店内は落ち着いた雰囲気だ。オーナーはあまり現れないらしい』

※1BP=300円。各世界の通貨に換算してお支払いを。
※メニューにないものも作れます。お気軽にお声かけください。
※ノンアルコールカクテルもお作りします。
オーナーはたまに顔を出すようだ。
『バーテンダーがグラスを磨いている。静かな店内は落ち着いた雰囲気だ。オーナーはあまり現れないらしい』

※1BP=300円。各世界の通貨に換算してお支払いを。
※メニューにないものも作れます。お気軽にお声かけください。
※ノンアルコールカクテルもお作りします。
オーナーはたまに顔を出すようだ。
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ディートリヒ(598)
ミハイ(607)
アルド(ENo.71)
「いらっしゃい――あぁ、こちらのお客様の」
電話が切られてからの時間、これは少女の周りにあったものを既に片付けていた。行儀よく寝息を立てる少女だけがそこに在る。
「お疲れのようです。お邪魔するのも忍びない所、こちらのメモが目に入りまして――ご迷惑ではありませんでしたか」
わざわざ迎えに来てくれた青年は愛想のいいものだ。彼女の言っていた存在だろうか?
電話が切られてからの時間、これは少女の周りにあったものを既に片付けていた。行儀よく寝息を立てる少女だけがそこに在る。
「お疲れのようです。お邪魔するのも忍びない所、こちらのメモが目に入りまして――ご迷惑ではありませんでしたか」
わざわざ迎えに来てくれた青年は愛想のいいものだ。彼女の言っていた存在だろうか?
11/15 23:05:30

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フレイル・アルスター(584)
アルド(ENo.71)
「お気に召したようで」
“これ”はそう一言と笑みを添えて、邪魔をしないように去る。
マンハッタンはバーテンダーの技量が試されるカクテルだ。ステアの具合や酒量などで簡単に別物になってしまう。故に女王の名にふさわしいとも言える。
ガトーショコラは知っているショコラティエから仕入れているものだが、それも合っていたようでこれは安堵した。
“これ”はそう一言と笑みを添えて、邪魔をしないように去る。
マンハッタンはバーテンダーの技量が試されるカクテルだ。ステアの具合や酒量などで簡単に別物になってしまう。故に女王の名にふさわしいとも言える。
ガトーショコラは知っているショコラティエから仕入れているものだが、それも合っていたようでこれは安堵した。
11/15 23:00:44

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ディートリヒ(598)
アルド・スキアヴォーネ(71)
ミハイ(ENo.607)
電話に出たのはミハイと名乗る男の声だった。まず礼を言って場所を尋ねると、迎えに行くと伝えてから丁寧に電話を切るだろう
しばらくして、外套姿の青年が店を訪ねてきた
「こんばんはー。すみません、さっき連絡頂いたミハイですけれど……あちゃー、すっかり寝こけてるな…ご親切にどうも、ありがとうございます」
ディートリヒにかけられた膝掛けに目をやり破顔すると、愛想良く会釈する
しばらくして、外套姿の青年が店を訪ねてきた
「こんばんはー。すみません、さっき連絡頂いたミハイですけれど……あちゃー、すっかり寝こけてるな…ご親切にどうも、ありがとうございます」
ディートリヒにかけられた膝掛けに目をやり破顔すると、愛想良く会釈する
11/15 22:42:31

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アルド・スキアヴォーネ(71)
フレイル・アルスター(ENo.584)
そんな時は、ガトーショコラを放り込む。
甘さに染まった口の中に、鋭いほろ苦さが
口一面に広がる…
だが、この苦さ…優しい…!
刺々しさのない、落ち着いたビター。
ゆっくり、じっくり丁寧な仕事だと”味”で解る。
その上、生クリームで更に変化を加え
一口ごとに違った姿が見える。
そんなビターな口を洗い流す”マンハッタン”
ショコラの後では甘さが引き立ち
より一層の味わい深さを奏でる…!
2/2
甘さに染まった口の中に、鋭いほろ苦さが
口一面に広がる…
だが、この苦さ…優しい…!
刺々しさのない、落ち着いたビター。
ゆっくり、じっくり丁寧な仕事だと”味”で解る。
その上、生クリームで更に変化を加え
一口ごとに違った姿が見える。
そんなビターな口を洗い流す”マンハッタン”
ショコラの後では甘さが引き立ち
より一層の味わい深さを奏でる…!
2/2
11/15 22:12:23

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アルド・スキアヴォーネ(71)
フレイル・アルスター(ENo.584)
「どうも、ありがとう」
簡素だが感謝と微笑みを添えて贈る。
ある程度の教養は備えているようだ…
さて、見事な手腕により届いたオーダーだが…
先ずは”マンハッタン”へ赴こう。
……甘い、いやコレは程よい…!
わがままな姫ではなく、大人の女王…
栄も枯も含んだ、ある意味、完成された
大都市、摩天楼とも言えるかもしれない。
沈む夕日のような深紅とチェリーが織りなす
燃えるようなアルコール…
喉を通るたびに燃え上がる流石の度数だ…
思わず沈んでしまいそうだ
1/2
簡素だが感謝と微笑みを添えて贈る。
ある程度の教養は備えているようだ…
さて、見事な手腕により届いたオーダーだが…
先ずは”マンハッタン”へ赴こう。
……甘い、いやコレは程よい…!
わがままな姫ではなく、大人の女王…
栄も枯も含んだ、ある意味、完成された
大都市、摩天楼とも言えるかもしれない。
沈む夕日のような深紅とチェリーが織りなす
燃えるようなアルコール…
喉を通るたびに燃え上がる流石の度数だ…
思わず沈んでしまいそうだ
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11/15 22:11:13

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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
「剣も魔法も。それは大変な努力をなさったでしょう。……いいや、自分はそういうものは使えません」
マドラーを手にし、くるくると回し「これは得意」と笑って見せた。
「いいえ、元気な方だと思っていましたよ。
――?」
カウンターを片付けながら話を聞いていると、いつの間にか声が途切れている。何かと思えば、少女は突っ伏して眠っていて、メモが誂えたように目についた。
「……そうか。それにしてもよく寝てるな……」
バーテンダーは独り言をつぶやくと、カウンターの奥からひざ掛けを取り出した。起こすにはしのびないものだから、それを少女にかけてやった。そうしてから、その連絡先とやらに電話するだろう。
マドラーを手にし、くるくると回し「これは得意」と笑って見せた。
「いいえ、元気な方だと思っていましたよ。
――?」
カウンターを片付けながら話を聞いていると、いつの間にか声が途切れている。何かと思えば、少女は突っ伏して眠っていて、メモが誂えたように目についた。
「……そうか。それにしてもよく寝てるな……」
バーテンダーは独り言をつぶやくと、カウンターの奥からひざ掛けを取り出した。起こすにはしのびないものだから、それを少女にかけてやった。そうしてから、その連絡先とやらに電話するだろう。
11/15 21:53:16


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アルド・スキアヴォーネ(71)
ディートリヒ(ENo.598)
「はい、僕もともと剣も魔法も関係ないところで生まれたので…今の仕事をはじめて本当に色んな方がいるんだなって気分です。お兄さんももしかして魔法を使えたりしますか?」
冗談めかして尋ねて
「ありがとうございます! 静かな雰囲気ですから、他の同僚を大勢連れてくるのは場違いかなーと思って!あ、僕も大概うるさいかな…」
コークハイを飲みきってぽやぽやしながら考え込むように顎に手を当てた
ピッツァもすべて綺麗に食べきっており、料金もすでにチップを含めカウンターに用意している
と、ふと気付いたらカウンターに突っ伏して眠ってしまっていた。疲れていたところにアルコールを摂取しつい眠気に襲われたらしい
始末に困れば、カウンターに乗せてあった仕事用手帳からいつの間にかメモがはみ出していて、
『この子が疲れて眠ってしまったら迎えに行きます、こちらにご一報ください』とあなたが取れる連絡手段の連絡先が書かれている
冗談めかして尋ねて
「ありがとうございます! 静かな雰囲気ですから、他の同僚を大勢連れてくるのは場違いかなーと思って!あ、僕も大概うるさいかな…」
コークハイを飲みきってぽやぽやしながら考え込むように顎に手を当てた
ピッツァもすべて綺麗に食べきっており、料金もすでにチップを含めカウンターに用意している
と、ふと気付いたらカウンターに突っ伏して眠ってしまっていた。疲れていたところにアルコールを摂取しつい眠気に襲われたらしい
始末に困れば、カウンターに乗せてあった仕事用手帳からいつの間にかメモがはみ出していて、
『この子が疲れて眠ってしまったら迎えに行きます、こちらにご一報ください』とあなたが取れる連絡手段の連絡先が書かれている
11/15 20:27:24

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アルド・スキアヴォーネ(71)
リー(ENo.493)
「ぶーぶー、いいじゃん教えてくれたってぇー」
などと言いながらもこういったスルーは慣れているらしく。発言以外では気にした様子もなく差し出されたグラスに手を伸ばす。男にしては派手な長い爪は、やかましさとは裏腹にどちらかといえばと品の良い仕草でカクテルを飲み始めた。
「うーん、ここいらで商売できるとしたら何だろ。煙草以外にビジネスチャンスあるかな?」
窓を見つめながらぼんやり言った。本気で儲ける気はなさそうだ。
などと言いながらもこういったスルーは慣れているらしく。発言以外では気にした様子もなく差し出されたグラスに手を伸ばす。男にしては派手な長い爪は、やかましさとは裏腹にどちらかといえばと品の良い仕草でカクテルを飲み始めた。
「うーん、ここいらで商売できるとしたら何だろ。煙草以外にビジネスチャンスあるかな?」
窓を見つめながらぼんやり言った。本気で儲ける気はなさそうだ。
11/15 19:57:02

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デスサンドヴァニア(560)
アルド(ENo.71)
バーテンダーはそんな物騒な考えになど思い至らず、笑顔で応える。
「かしこまりました」
(ショコラのような肌の色、だからというのも安直だけど)
バーテンダーは考えながら、シェーカーにウォッカ、クレーム・ド・カカオ、生クリームと氷を入れてしっかりとシェークする。これを足の長い華奢なカクテルグラスに注ぎ、彼女の元へ。
「“バーバラ”です。こちらはクレーム・ド・カカオを使った甘いカクテルで、飲みやすいのが特徴です」
とろりとした白茶色のカクテル。生クリームとの組み合わせで、まるでチョコレートケーキのような味わい。甘く飲みやすいが、アルコール度数は26度。
「かしこまりました」
(ショコラのような肌の色、だからというのも安直だけど)
バーテンダーは考えながら、シェーカーにウォッカ、クレーム・ド・カカオ、生クリームと氷を入れてしっかりとシェークする。これを足の長い華奢なカクテルグラスに注ぎ、彼女の元へ。
「“バーバラ”です。こちらはクレーム・ド・カカオを使った甘いカクテルで、飲みやすいのが特徴です」
とろりとした白茶色のカクテル。生クリームとの組み合わせで、まるでチョコレートケーキのような味わい。甘く飲みやすいが、アルコール度数は26度。
11/15 19:52:32

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フレイル・アルスター(584)
アルド(ENo.71)
「なるほど。かしこまりました」
バーテンダーはお客様の要望に合せることにした。ではまず、カクテルの用意からだ。
カウンターに戻ったこれは、切子の施されたミキシンググラスを取り出す。そこにベースのバーボン・ウィスキー、イタリアンベルモット、アンゴスチュラ・ビターズを入れてステア。細い足のカクテルグラスに注ぎ、カクテル・ピンに刺したチェリーを添える。
希望のガトーショコラは、少し寝かせて味の落ち着いたものを用意してある。ゆるく立てた甘さの控えめな生クリームを添え、ミントを載せた。
「お待たせいたしました。“マンハッタン”とガトーショコラです」
紅色が鮮やかなグラス。カクテルの女王は、簡単に見えて繊細な味の違いが出るメニューだ。此処では甘さに嫌みのないイタリアンベルモットを用い、甘すぎずほろ苦さのバランスを整えて上品に仕上げている。アルコール度数31.9度。
バーテンダーはお客様の要望に合せることにした。ではまず、カクテルの用意からだ。
カウンターに戻ったこれは、切子の施されたミキシンググラスを取り出す。そこにベースのバーボン・ウィスキー、イタリアンベルモット、アンゴスチュラ・ビターズを入れてステア。細い足のカクテルグラスに注ぎ、カクテル・ピンに刺したチェリーを添える。
希望のガトーショコラは、少し寝かせて味の落ち着いたものを用意してある。ゆるく立てた甘さの控えめな生クリームを添え、ミントを載せた。
「お待たせいたしました。“マンハッタン”とガトーショコラです」
紅色が鮮やかなグラス。カクテルの女王は、簡単に見えて繊細な味の違いが出るメニューだ。此処では甘さに嫌みのないイタリアンベルモットを用い、甘すぎずほろ苦さのバランスを整えて上品に仕上げている。アルコール度数31.9度。
11/15 19:38:45

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アルド・スキアヴォーネ(71)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
ものすごく居心地が悪いので、ここにいる全員をどうやって始末しようか考えていた所に声を掛けられた。
「…にひ。おすすめですかぁ。おまかせしますよぉ。」
少女はあなたに先手を譲った。どうせあとでミナゴロシにするのだ。出せるものは出してもらわねばつまらない。と思いながら。
「…にひ。おすすめですかぁ。おまかせしますよぉ。」
少女はあなたに先手を譲った。どうせあとでミナゴロシにするのだ。出せるものは出してもらわねばつまらない。と思いながら。
11/15 19:35:34

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アルド・スキアヴォーネ(71)
フレイル・アルスター(ENo.584)
「いや、出来れば一緒に持ってきて欲しい
…あぁ、あと、ガトーショコラは”ビター”で」
甘ったるい”女王”だけでも悪くはないが
そこに”ほろ苦さ”という刺激を加える贅沢。
相反する味が互いを引き立て
より深みを増す……と、目論んでいる。
どうやらマンハッタンの甘さは承知の上で
あえてビターなガトーショコラを頼んだようだ。
「…お願いできます?」
…あぁ、あと、ガトーショコラは”ビター”で」
甘ったるい”女王”だけでも悪くはないが
そこに”ほろ苦さ”という刺激を加える贅沢。
相反する味が互いを引き立て
より深みを増す……と、目論んでいる。
どうやらマンハッタンの甘さは承知の上で
あえてビターなガトーショコラを頼んだようだ。
「…お願いできます?」
11/15 19:08:40

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デスサンドヴァニア(560)
アルド(ENo.71)
「…………」
先ほどから気にかかるのが、このお客様だ。これは誤って入ったか、もしくは緊張してしまっているか。周囲を気にする様子も気にかかる。バーテンダーはカウンターから出て、少女の元へ。
「失礼いたします。お客様、もしよろしければ――わたくしのおすすめをお召し上がりになりませんか?」
BGMはジャズ・ピアノから切り替わり、いつの間にかサキソフォンとトランペットの掛け合いになっている。しっとりとした音色に合わせるように、バーテンダーは声を掛けた。
「お好きなお味がありましたら、それに合わせることもできます」
先ほどから気にかかるのが、このお客様だ。これは誤って入ったか、もしくは緊張してしまっているか。周囲を気にする様子も気にかかる。バーテンダーはカウンターから出て、少女の元へ。
「失礼いたします。お客様、もしよろしければ――わたくしのおすすめをお召し上がりになりませんか?」
BGMはジャズ・ピアノから切り替わり、いつの間にかサキソフォンとトランペットの掛け合いになっている。しっとりとした音色に合わせるように、バーテンダーは声を掛けた。
「お好きなお味がありましたら、それに合わせることもできます」
11/15 19:00:56

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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
「お疲れ様です。少しでもお役に立てたのなら……びっくりですか」
バーテンダーは相槌を打ちながら、素直な性格なのだろうなと考えている。表情にすぐ現れるところなど、余人からすれば好感のもてるポイントだ。
「ふふ、よかった。喜んでいただけるのが一番です。あぁ……そうですね、一緒に来てくださるなら、わたくしも精一杯のおもてなしをさせていただかなければ」
バーテンダーは相槌を打ちながら、素直な性格なのだろうなと考えている。表情にすぐ現れるところなど、余人からすれば好感のもてるポイントだ。
「ふふ、よかった。喜んでいただけるのが一番です。あぁ……そうですね、一緒に来てくださるなら、わたくしも精一杯のおもてなしをさせていただかなければ」
11/15 18:56:32

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フレイル・アルスター(584)
アルド(ENo.71)
「お客様、ではお先にマンハッタンをお持ちしてよろしいですか?」
気をもんでいることには気づかず、これは貴方にそう尋ねる。甘いカクテルはデザートの様に飲む者が多いからだ。
気をもんでいることには気づかず、これは貴方にそう尋ねる。甘いカクテルはデザートの様に飲む者が多いからだ。
11/15 18:42:55


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アルド・スキアヴォーネ(71)
ディートリヒ(ENo.598)
にへらー、と笑った後うんうんと頷き
「今の職についてから、もう貧乏暇なしで…あ、愚痴になってますねごめんなさい
お兄さんみたいにスマートな接客ができればいいんですけど…僕びっくりしてばかりで」
カランとグラスを鳴らし、ちびちびとお酒を飲み
合間にピッツァをつまめば、またぱあーっと面を明るくした
「おいしいごはんって言うのは、いいですねえ…
バーで飲むのも贅沢な気分。今度恋人も連れてこようかな」
「今の職についてから、もう貧乏暇なしで…あ、愚痴になってますねごめんなさい
お兄さんみたいにスマートな接客ができればいいんですけど…僕びっくりしてばかりで」
カランとグラスを鳴らし、ちびちびとお酒を飲み
合間にピッツァをつまめば、またぱあーっと面を明るくした
「おいしいごはんって言うのは、いいですねえ…
バーで飲むのも贅沢な気分。今度恋人も連れてこようかな」
11/14 23:48:43

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アルド・スキアヴォーネ(71)
フレイル・アルスター(ENo.584)
しばらく眺め、ようやく代金レートが目に入る。
どうやらカード払いも大丈夫…だろう、たぶん。
「失礼、”マンハッタン”と”ガトーショコラ”を」
凛とした通る声が、オーダーと共にバーテンダーへと届けられる。パタン とメニューを閉じ、傍らにそっと置いた…
どうやらカード払いも大丈夫…だろう、たぶん。
「失礼、”マンハッタン”と”ガトーショコラ”を」
凛とした通る声が、オーダーと共にバーテンダーへと届けられる。パタン とメニューを閉じ、傍らにそっと置いた…
11/14 22:53:22

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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
カウンターに戻ると、そこに声を掛けられる。
「ここまで喜んで頂けることも珍しい」
酒に弱いようですぐに赤くなってしまったが、嬉しそうな顔は心地よいものだ。
「ご多忙ですか。少しでも癒されたのなら幸いです。確かに、ここは自分たちには珍しい方が多い」
これはグラスを磨きながらそう答えた。確かにこういう場は珍しいし、得難いだろう。自分のような”普通”の価値観を持つ人間がいる場所というのは。
とすればこのお客様は、人以外を相手にすることが多いのかもしれない。それには深く口を出さずとも、そんな風に考えた。
「ここまで喜んで頂けることも珍しい」
酒に弱いようですぐに赤くなってしまったが、嬉しそうな顔は心地よいものだ。
「ご多忙ですか。少しでも癒されたのなら幸いです。確かに、ここは自分たちには珍しい方が多い」
これはグラスを磨きながらそう答えた。確かにこういう場は珍しいし、得難いだろう。自分のような”普通”の価値観を持つ人間がいる場所というのは。
とすればこのお客様は、人以外を相手にすることが多いのかもしれない。それには深く口を出さずとも、そんな風に考えた。
11/14 22:50:49

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デスサンドヴァニア(560)
アルド(ENo.71)
「どうかされましたか」
何やら盛大に動揺している気配を感じ、バーテンダーは尋ねていた。だがこの動揺では聞こえないかもしれない。残念。BGMはいい雰囲気で鳴り続けている。いい雰囲気だ。
「……お水ですか」
他の客も酒精を口にしているバーだ。とりあえず通常通り案内をしたバーテンダーだったが、この様子だともしかしなくても紛れ込んでしまった類なのではないか?つまりお客様ではない可能性が高い。だが、そうとも決まったわけではない。なので、
「かしこまりました」
バーテンダーは涼しい顔で水を持ってきた。水フリーです。
何やら盛大に動揺している気配を感じ、バーテンダーは尋ねていた。だがこの動揺では聞こえないかもしれない。残念。BGMはいい雰囲気で鳴り続けている。いい雰囲気だ。
「……お水ですか」
他の客も酒精を口にしているバーだ。とりあえず通常通り案内をしたバーテンダーだったが、この様子だともしかしなくても紛れ込んでしまった類なのではないか?つまりお客様ではない可能性が高い。だが、そうとも決まったわけではない。なので、
「かしこまりました」
バーテンダーは涼しい顔で水を持ってきた。水フリーです。
11/14 22:43:02

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アルド・スキアヴォーネ(71)
ディートリヒ(ENo.598)
コークハイを飲み口の中で弾ける感触と味を楽しみながらぷへーと息を吐く
すぐに頬が上気して赤くなった。どうやら酒には弱いようだ
先程よりもややテンションが上がった声でカウンター越しにバーテンダーに話しかける
「ほんとにおいしいです! 最近忙しくて買い置きしたパンとスープしか食べてなくって…
コークハイも久々でおいしいです〜。文化が近い方とはここではなかなかお会いできないので、それも嬉しい! 絶対このお店リピートしちゃいます!」
すぐに頬が上気して赤くなった。どうやら酒には弱いようだ
先程よりもややテンションが上がった声でカウンター越しにバーテンダーに話しかける
「ほんとにおいしいです! 最近忙しくて買い置きしたパンとスープしか食べてなくって…
コークハイも久々でおいしいです〜。文化が近い方とはここではなかなかお会いできないので、それも嬉しい! 絶対このお店リピートしちゃいます!」
11/14 22:28:58

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アルド・スキアヴォーネ(71)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「……!!」
なんか、歓迎された。いらっしゃいませと言われた。『さてはコイツただものでは無いな。』と少女は警戒する。
しかもこの静かな雰囲気だ。少しでも出しゃばった真似をすれば一瞬で吊るされてしまうだろう。おそらくこのBGMはそれを抑制するための警告……。かき消さぬよう慎重に行動しなくては。
「…………!!!」
メニューを渡されれば、少女はまたしても思考停止する。そもそもこのカクテルと呼ばれる見覚えのない呪文の配列は何だ?どれを選べば他の客に勝てる?…そもそも勝負なのか、これは?
少女は考えようとしても思考停止するばかりなので、そのうち考えるのをやめた。
オーダーを取れば、放心した彼女はこう答えるだろう。
「……みず、下さい。」
なんか、歓迎された。いらっしゃいませと言われた。『さてはコイツただものでは無いな。』と少女は警戒する。
しかもこの静かな雰囲気だ。少しでも出しゃばった真似をすれば一瞬で吊るされてしまうだろう。おそらくこのBGMはそれを抑制するための警告……。かき消さぬよう慎重に行動しなくては。
「…………!!!」
メニューを渡されれば、少女はまたしても思考停止する。そもそもこのカクテルと呼ばれる見覚えのない呪文の配列は何だ?どれを選べば他の客に勝てる?…そもそも勝負なのか、これは?
少女は考えようとしても思考停止するばかりなので、そのうち考えるのをやめた。
オーダーを取れば、放心した彼女はこう答えるだろう。
「……みず、下さい。」
11/14 22:23:45



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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
「へえ、ドイツ。文化が近そうな世界からいらしたようだ」
しみじみと感慨深げな言葉は、その話しぶりからしてもこれにとって文化的に近い世界から来たことを示していた。
喜色満面と言った様子を見送り、バーテンダーは下がる。背中に聞こえたコメントにくすっと笑ってしまったが、そんな風に反応をされることがめったにない為仕方がないだろう。
しみじみと感慨深げな言葉は、その話しぶりからしてもこれにとって文化的に近い世界から来たことを示していた。
喜色満面と言った様子を見送り、バーテンダーは下がる。背中に聞こえたコメントにくすっと笑ってしまったが、そんな風に反応をされることがめったにない為仕方がないだろう。
11/14 22:05:04

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アルド・スキアヴォーネ(71)
リー(ENo.493)
「まーまーそんな顔しないで!…そいや喫煙所で会ったよねぇ。まぁこれも何かの縁だと思って!」
勧められた席に座って肘をつき、店内を見渡した。
「いいお店だねぇ、僕の行きつけとは大違いだ」
可愛い女の子も多いし、と上機嫌でにこにこと話し始める。
「バーテンさん、ここ長いの?どこ住み?ライ○やってる?ここって儲け話持ってそうなお客さん来る?あ、スプモーニお願い!」
とてもやかましい。
勧められた席に座って肘をつき、店内を見渡した。
「いいお店だねぇ、僕の行きつけとは大違いだ」
可愛い女の子も多いし、と上機嫌でにこにこと話し始める。
「バーテンさん、ここ長いの?どこ住み?ライ○やってる?ここって儲け話持ってそうなお客さん来る?あ、スプモーニお願い!」
とてもやかましい。
11/14 21:53:20

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アルド・スキアヴォーネ(71)
ディートリヒ(ENo.598)
「そうなのですね! 僕はドイツ出身なんです。この世界にも馴染みのある地域の食材があるのは嬉しいなあ…」
しみじみと告げる
「わ〜〜〜!」
運んでもらったメニューに外聞もなく喜色満面になると、礼を言った後せっせとピッツァを食べやすい大きさにし熱いうちに頬張った
口の中に広がる食べやすいながらも決して単調ではない味わいを堪能して目を潤ませ
「おいしぃ〜…! 生きてて良かった〜…!」
と冗談抜きでコメントした
しみじみと告げる
「わ〜〜〜!」
運んでもらったメニューに外聞もなく喜色満面になると、礼を言った後せっせとピッツァを食べやすい大きさにし熱いうちに頬張った
口の中に広がる食べやすいながらも決して単調ではない味わいを堪能して目を潤ませ
「おいしぃ〜…! 生きてて良かった〜…!」
と冗談抜きでコメントした
11/14 21:50:16

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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
「――お待たせいたしました。こちら“ローマ風ピッツァ”と”コーク・ハイ”です」
恐らく馴染み深いコーク・ハイがタンブラーグラスの中で輝いている。大きめの氷がからんと揺れた。
香ばしい香りはローマ風ピッツァだ。薄くてパリパリとした生地の上には、トマト、モッツァレッラ、塩抜きしたアンチョビ、バジリコ、ペコリーノチーズが載っている。スタンダードで食べやすい為、どんなカクテルにも合いやすい。
「では、ごゆっくりどうぞ」
恐らく馴染み深いコーク・ハイがタンブラーグラスの中で輝いている。大きめの氷がからんと揺れた。
香ばしい香りはローマ風ピッツァだ。薄くてパリパリとした生地の上には、トマト、モッツァレッラ、塩抜きしたアンチョビ、バジリコ、ペコリーノチーズが載っている。スタンダードで食べやすい為、どんなカクテルにも合いやすい。
「では、ごゆっくりどうぞ」
11/14 21:26:15

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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
「はい、こちらのオーナーもわたくしもイタリアの出身ですので」
子供のような笑顔には微笑を浮かべて応えた。イタリアンバーという感じなのかもしれない。
「かしこまりました。それでは少々お待ちください」
そうしてバーテンダーは下がる。程なくして奥から香ばしいにおいがしてくるだろう。→
子供のような笑顔には微笑を浮かべて応えた。イタリアンバーという感じなのかもしれない。
「かしこまりました。それでは少々お待ちください」
そうしてバーテンダーは下がる。程なくして奥から香ばしいにおいがしてくるだろう。→
11/14 21:20:46

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アルド・スキアヴォーネ(71)
ディートリヒ(ENo.598)
「ありがとうございます! わあ、イタリアのものがあるんですか! やったぁ!」
子供のように無邪気に喜ぶとにこーっと笑顔になり
「はい、ではピッツァと同じ頃にコークハイもお願いできますか? 空きっ腹だと悪酔いしちゃうので…」
オーダーをすると座りながらペコペコと頭を下げた。どうやら癖らしい
待っている間は仕事用の手帳を確認したり派手な来客にびっくりしながら過ごすだろう
子供のように無邪気に喜ぶとにこーっと笑顔になり
「はい、ではピッツァと同じ頃にコークハイもお願いできますか? 空きっ腹だと悪酔いしちゃうので…」
オーダーをすると座りながらペコペコと頭を下げた。どうやら癖らしい
待っている間は仕事用の手帳を確認したり派手な来客にびっくりしながら過ごすだろう
11/14 21:04:44

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フレイル・アルスター(584)
アルド(ENo.71)
「ごゆっくり」
これは一言声を掛けると下がって行った。メニューの下部には円表記がある。これに気づいても分からなければ、バーテンダーに聞くといいだろう。
(生き物なのに生き物らしさがないし、足音が重たい。所謂義体って奴か)
これはこれでなんとなく相手を観察した感想を頭に浮かべている。相手に応じた対応をするのはこういった店での常識だが、現代イタリアから来たバーテンダーは初めて見たその存在に驚いていた。
これは一言声を掛けると下がって行った。メニューの下部には円表記がある。これに気づいても分からなければ、バーテンダーに聞くといいだろう。
(生き物なのに生き物らしさがないし、足音が重たい。所謂義体って奴か)
これはこれでなんとなく相手を観察した感想を頭に浮かべている。相手に応じた対応をするのはこういった店での常識だが、現代イタリアから来たバーテンダーは初めて見たその存在に驚いていた。
11/14 21:02:47

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アルド・スキアヴォーネ(71)
フレイル・アルスター(ENo.584)
「ありがとう」
軽く手を振り感謝を伝え、今度はメニューとにらめっこ。獲物(メニュー)を狙う目線は端から端へと隈なく動く。
……さて、困った。思わず訪店したは良いが、電子マネーは使えるのだろうか……?
メニユーの価格表を見ても、見慣れない単位だ……
とりあえず、オーダーを取る時に聞いてみよう。
ーオーダー思案中…ー
軽く手を振り感謝を伝え、今度はメニューとにらめっこ。獲物(メニュー)を狙う目線は端から端へと隈なく動く。
……さて、困った。思わず訪店したは良いが、電子マネーは使えるのだろうか……?
メニユーの価格表を見ても、見慣れない単位だ……
とりあえず、オーダーを取る時に聞いてみよう。
ーオーダー思案中…ー
11/14 20:46:39

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フレイル・アルスター(584)
アルド(ENo.71)
「いらっしゃいませー―おや」
重厚な足音は他の誰とも違っている。外見上は少女のそれだが、どうやら違うらしい。
「お席へご案内します。……メニューはこちらをご覧ください」
重々しい足音を案内し、カクテルと軽食のメニューを差し出す。お気軽にお声かけください、と言う言葉と共にこれは一旦下がるだろう。
重厚な足音は他の誰とも違っている。外見上は少女のそれだが、どうやら違うらしい。
「お席へご案内します。……メニューはこちらをご覧ください」
重々しい足音を案内し、カクテルと軽食のメニューを差し出す。お気軽にお声かけください、と言う言葉と共にこれは一旦下がるだろう。
11/14 20:28:53

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デスサンドヴァニア(560)
アルド(ENo.71)
「いらっしゃいませ」
店内は落ち着いた色調で整えられており、奥にはグランドピアノが置かれている。今は演奏されていないが、BGMは雰囲気のよいジャズピアノが流れていた。
「ここはバー『異世界交差点』です。こちらへは初めてお越しのようですね」
バーテンダーは取り乱さず、その蛮族めいた少女に応えた。しっとりとした店内に誂えたような、スムースな声色だ。
店内は落ち着いた色調で整えられており、奥にはグランドピアノが置かれている。今は演奏されていないが、BGMは雰囲気のよいジャズピアノが流れていた。
「ここはバー『異世界交差点』です。こちらへは初めてお越しのようですね」
バーテンダーは取り乱さず、その蛮族めいた少女に応えた。しっとりとした店内に誂えたような、スムースな声色だ。
11/14 20:24:45

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ディートリヒ(598)
アルド(ENo.71)
「――いいえ、お気になさらず」
なにやら間違った方に捕らえられた気がするが、これは気にせず続けた。
「コークハイですね。ピッツァは……少々時間がかかりますが、どちらを先にお持ちしますか?」
少し考えるそぶりを見せて、ピザのオーダーに応えた。
「イタリア製の生地や素材をご用意してあります。お任せを」
胸に手をあてると一礼。自信がある一品のようだ。
なにやら間違った方に捕らえられた気がするが、これは気にせず続けた。
「コークハイですね。ピッツァは……少々時間がかかりますが、どちらを先にお持ちしますか?」
少し考えるそぶりを見せて、ピザのオーダーに応えた。
「イタリア製の生地や素材をご用意してあります。お任せを」
胸に手をあてると一礼。自信がある一品のようだ。
11/14 20:16:19


デスサンドヴァニア(ENo.560)
「にひ、にひひひ……。私はですねぇ…原初の──あ、あれぇ…!?どこですかぁここはぁ!?」
なんか両手に剣を構えた見るからに場違いな褐色少女がやってきた!なんだこの蛮族は!
なんか両手に剣を構えた見るからに場違いな褐色少女がやってきた!なんだこの蛮族は!
11/14 14:26:44

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アルド・スキアヴォーネ(71)
ディートリヒ(ENo.598)
「お上手。えへへ、ありがとうございます……お兄さん」
多少迷ったそぶりは見せたものの、格好良さを見て男性と勘違いしたようだ
案内された席へ腰を下ろすと、会釈してメニューを受け取りしばし目を通した後、かなり逡巡してから恐る恐るバーテンダーの方を見上げ
「あの、申し訳ないんですけど……コークハイとピザって、作れたりします……?
あ、なかったら大丈夫です! 他のを頼みます」
多少迷ったそぶりは見せたものの、格好良さを見て男性と勘違いしたようだ
案内された席へ腰を下ろすと、会釈してメニューを受け取りしばし目を通した後、かなり逡巡してから恐る恐るバーテンダーの方を見上げ
「あの、申し訳ないんですけど……コークハイとピザって、作れたりします……?
あ、なかったら大丈夫です! 他のを頼みます」
11/14 09:41:21